STNGER モーターナビ 7月29日号
ホンダ 新型NSX試作車を8月に公開/マセラティ V6モデルを追加/トヨタ ピンクのクラウンを受注
【 新車 】
◆ホンダ、新型NSXの試作車をミッドオハイオで世界初公開、デモ走行を実施◆
ホンダとアメリカン・ホンダモーターは7月26日(金)、新型NSXの試作車両の世界初公開となるデモ走行を、インディカー・シリーズ第14戦、決勝日の8月4日(日)にミッドオハイオで実施する。
新型NSXは2015年の北米発売を皮切りに全世界で販売予定で、オハイオ州のメアリズビル四輪車工場に隣接する場所に設立予定の四輪車生産工場「パフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター」で生産される。
軽量ボディに次世代型の直噴VTEC、V6エンジンを搭載し、走行性と燃費を両立した高効率・高出力のハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD(Super Handling – All Wheel Drive)」を搭載する。
また、ハイブリッド・システムは、エンジンとモーターを内蔵したデュアル・クラッチ・トランスミッションを組み合わせ、前輪の左右を独立した2つのモーターで駆動する電動式四輪駆動システムを搭載したハイブリッドシステムとなる。
Photo by Honda Motor Co., Ltd.
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◆マセラティ、クアトロポルテにV6エンジンの2モデルをラインナップに追加◆
マセラティは7月25日(木)、フラッグシップモデルの「クアトロポルテ」のニューモデル2種を発表した。
燃費効率と環境性能に優れ、低価格化を実現した3.0L V6ツインターボ・エンジン搭載の2モデルで、後輪駆動の「クアトロポルテS」と、マセラティ史上初の四輪駆動モデル「クアトロポルテS Q4」となる。
エンジンは提携関係にあるフェラーリのマラネロ工場で生産され、最高出力は410ps、トルクは550Nmを発生させる。
また、「クアトロポルテS Q4」に採用されたQ4AWDシステムは、トランスファーケース内の電子制御式マルチプレート・湿式クラッチを採用。
通常時には前輪がフリーに回転できる状態で、よりトラクションが必要となった場合に前輪にも駆動力を伝達させ、0.15秒で状況に応じたトルク配分を行う。
必要な時だけ前輪を駆動する形式のため燃料消費も抑えられ、※状況によっては前後のトルク配分を50:50とすることも可能となっている。
※:メーカーからのリリースの一部に誤りがありましたので、以下に訂正させていただきます。
■(誤) 必要な場合には100%を前輪に伝達できるほか、トルク配分を50:50にすることも可能となっている。
↓
■(正)状況によっては前後のトルク配分を50:50とすることも可能となっている。
該当部分は訂正し、再掲載させていただきました。お詫びの上、訂正させていただきます。
Photo by Maserati
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◆トヨタ、ピンクのクラウン特別仕様車 注文受付期間を発表◆
トヨタは7月26日(金)、新開発のピンクを採用したクラウンの特別仕様車を、9月1日(日)から30日(月)までの期間限定で受注すると発表した。
昨年12月に公表したピンクの販促キャンペーン仕様車から誕生した今回の特別仕様車は、「アスリートG」、「アスリートG iFour」の2グレードをベースに、ピンクのボディカラーと、白を基調としたインテリアを採用する。
さらに、演出家のテリー伊藤によるプロデュースで、内装にピンクをあしらったカラーコーディネートも実施している。
なお、特別仕様車については、今後も特設サイトで様々な情報が公開される。
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◆ルノー、新型ルノー ルーテシアを9月に発売◆
ルノー・ジャポンは、新型ルノー ルーテシアを9月24日(火)に発売する。
新型ルーテシアは、コンセプトカーである「デジール」そのままのデザインと、新開発の1.2L 直噴ターボエンジンとエフィシェントデュアル クラッチ(EDC)トランスミッションによる爽快感溢れる走りが特徴となる。
さらに発売記念として、特別仕様車「クール フレンチ リミテッド」を30台限定で発売し、予約注文プレミアム・プレゼントも用意される。
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【 企業情報 】
◆ホンダ、インターナビのWebサイトとアプリにF1関連コンテンツを追加◆
ホンダは7月25日(木)、クルマと人の豊かな関係を考える「dots(ドッツ)」※1プロジェクトの一環として、インターナビのWebサイトとアプリにF1関連コンテンツを追加した。
1989年にF1に参戦したマクラーレン ホンダ MP4/5でアイルトン・セナが鈴鹿サーキットを走行した際のデータを元に、セナのドライビングを音と光で楽しめるムービーを作成し、インターナビWebサイト「dots lab by internavi」内で公開した。
このムービーは1989年のF1日本グランプ
リ予選で、セナが当時の鈴鹿世界最速ラップを出した際に記録された実際のアクセル開度や、エンジン回転数、車速の変化などの走行データを解析し、世界最速ラップ1周分のエンジン音を再現した。
リ予選で、セナが当時の鈴鹿世界最速ラップを出した際に記録された実際のアクセル開度や、エンジン回転数、車速の変化などの走行データを解析し、世界最速ラップ1周分のエンジン音を再現した。
さらに、往年のHonda車のエンジン音をiPhoneで気軽に無料で楽しめるアプリ「Sound of Honda」に、マクラーレン ホンダ MP4/5のサウンドも同日に追加された。
※:design our transportation storyの略。Hondaのインターナビ・システムを通じて収集した情報と、リアルタイムに発信される社会のさまざまな情報を組み合わせることで役立つサービスの提供を目指すプロジェクト
Photo by Honda Motor Co., Ltd.
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