ティルケ、「ロシアのトラック完成は100%間に合う」
サーキットの完成予想図。
来年からF1カレンダー入りする予定のロシアGPの舞台となる、ソチ・オリンピック・パーク・サーキットは、期日までに間違いなく完成すると、同サーキットのデザイナーを務めるヘルマン・ティルケに語った。
これは、ティルケがロシアのウェブサイト、カンピオナのインタビューで語ったもの。
ロシアGPは、ロシア自動車連盟(RAF)とプロモーターのPJSCオメガとのあいだに金銭的な問題が生じ、GP開催のために必要な申請を期限までに済ませられなかったことが明らかになったものの、近代サーキット・デザイナーとしていくつものサーキットを手がけてきたティルケは、ロシアの建設会社の品質が非常に高いレベルであることを認め、自分のかかわる範囲の作業については遅れがなく、サーキットを期日までに完成させらると、自信を見せている。
「以前は工事の品質に問題があったが、今は解決できている」。
「(ロシア・オリンピック開催中の11月、工事の進行が中断されるが、)私のかかわる部分に関しては何も問題はない。トラックは期日までに完成すると100%確信している」。
18のコーナーがレイアウトされたトラックは、完成すると全長5,854kmになる予定だ。
Photo by The Power of Sport Images
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