ザウバー、ロシアからの支援が打ち切り?
チーム存続の危機?
先月、ロシアから3つのスポンサーを獲得したことを発表したザウバー・F1・チームだが、ロシアからのサポートが受けられなくなるかもしれない。
これは、ドイツのビルド紙が報じたもの。
ザウバーが先月15日(月)に発表したロシアのスポンサーの1つにナショナル・インスティテュート・オブ・アビエーション・テクノロジーズ(NIAT)があり、同誌によると、社内でザウバーへ4億ユーロ(約520億円)もの資金提供を渋る反対票が大多数を占めているため、最悪の場合は契約が実現せず、財政難に苦しむチームが破産する可能があると報じた。
NIATの代表を務めるオレグ・シロトキンは、ザウバーが前述のロシアのスポンサー獲得を発表したリリースで、2014年のレギュラー・ドライバーとして育成することを発表したセルゲイ・シロトキンの父親だ。
また、同紙は財政難に陥っているザウバーは、エンジン供給元のフェラーリへの支払い、ピレリへのタイヤ使用料、ドライバーへの給料などが未払いになっているとも報じている。
Photo by Sauber Motorsport AG