佐藤公哉、4勝目でポイントランキング首位を堅持!!
AUTO GP第6大会のレース2で、佐藤公哉が優勝した。真っ先にタイヤ交換する作戦を決行、安定したペースで最速ラップを連発する完璧なレースだった。
前戦のミザノで、セルジオ・カンパノにシリーズポイントで並ばれたが、今回のニュルブルクリンク(ドイツ)で8月17日と18日に行なわれた2レースで、ともにカンパノの前でゴールし、シリーズポイント首位に返り咲いた。
7月のヤングドライバー・テストでザウバーF1を体験した公哉は、”いい経験になった。今後のAUTO GPに活かしたい”と語っていたが、特にレース終盤の安定したプッシュは、そこで手に入れた自信を裏付けるものだった。
チームメイトの黒田吉隆は、トラブルでスタートできなかった。
AUTO GPは、イギリスのドニントンとチェコのブルノの残り2戦。日本人初のチャンピオンの可能性が高まった。
photo by EURO NOVA
[STINGER]山口正己




