ミシュラン、ホイールが18インチになればF1に復帰?
以前から主張しているように、ホイールの18インチ化を望むミシュラン(写真は2005年のハンガリーGPのもの)。
F1にタイヤを供給する可能性がうわさされているミシュランは、それに向けてFIA(国際自動車連盟)とコンタクトを取ったことを認めた。
これはミシュランの地元、フランスのフィガロ紙が報じたもの。
ミシュラン・グループの競技部門のディレクターを務めるパスカル・クアスノンは、同紙に対してFIAとコンタクトを取ったことを認め、F1復帰の条件の一つとして、ホイールを現在の13インチから18インチに変更することを求めていることを明らかにした。
「(ホイール)リムの大きさが18インチになれば、F1復帰をすぐに検討できる。それが大きなポイントになる」。
「これまで、われわれは常に(同じ舞台で切磋琢磨できる)競争相手が必要だと考えてきたが、現在はそれとは対照的に、そこに技術的なチャレンジがある限り、そこへ行く準備はできている」。
2010年にブリヂストンが撤退してから現在まで、F1にタイヤを供給しているのはピレリだが、ピレリとともに最後まで候補に残っていたのが、2006年にF1を去ったミシュランだった。
2010年当時のミシュランは、F1復帰には競争相手がいることを条件とし、このときもホイールのサイズを18インチに変更することを希望していた。
Photo by Jiří Křenek