ライコネンの足跡・その1 【2001〜2006】

キミ・ライコネンのスクーデリア・フェラーリ復帰が決定したことを記念して、F1にデビューした2001年から、2013年までのモータースポーツでの活躍を、写真とともに紹介する。
【2001】
ミカ・ハッキネンとミハエル・シューマッハのうしろで集合写真に納まる初々しいキミ・ライコネン(中央のブルーのスーツ)。ここから、彼のF1人生がスタートした。

ライコネンがザウバーからF1デビューしたのが2001年。当時、フォーミュラ・カーでのレース参戦数が23と少なかったため、F1にステップアップする際、”経験不足だ”との声が多く上がった。開幕戦のオーストラリアGPで時点でのスーパーライセンスは、4戦限定の仮ライセンスだったが、開幕戦でいきなりの6位入賞を果たし、正式なライセンスが与えられた。
【2002】
デビュー2年目に、ザウバーからマクラーレンに移籍。開幕戦で、3位に入賞し、初表彰台を獲得した。16戦中、4回の表彰台を獲得するも、初優勝には届かなかった。
【2003】

2003年は、第2戦マレーシアGPで、自身のF1キャリアで初優勝。その後、優勝は無かったが、合計10回の表彰台に上がる。ミハエル・シューマッハとのタイトル争いは最終戦までもつれ込んだものの、惜しくもシリーズ・ランキング2位に。
【2004】

2004年は、多くのリタイアに苦しめられた。この年の優勝は、第14戦ベルギーGPの一回のみ。
【2005】

年間複数回優勝(7勝)を果たした初めての年となった。特に、第18戦日本GPでの優勝は、予選17番手から怒涛の追い上げで勝利した。その神がかり的な走りは、日本だけでなく世界中のF1ファンに改めてライコネンの存在を印象付けた。
【2006】


2006年、ライコネンは、シルバーカラーから、クロームメッキカラーへとガラリと印象を変えたマシンをドライブした。18戦中6回の表彰台を獲得するも、未勝利のままシーズンを終え、マクラーレン最後の年を終える。
Photo by
Ferrari(2001、2002/マシン)
Jiri Krenek(2003〜2006)
STINGER(2002/顔)
Ferrari(2001、2002/マシン)
Jiri Krenek(2003〜2006)
STINGER(2002/顔)
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