ザウバー、フェラーリとのエンジン供給契約を延長
複数年契約を結んだザウバーとフェラーリ(写真はフェラーリの今季型エンジン)。
ザウバー・F1・チームは4日(金)、フェラーリとのエンジン供給契約を延長したことを発表した。今回の契約は複数年とだけ発表された。
2014年からエンジン規約が変更になり、投入される新パワーユニットは、現行の自然吸気2.4リッターV8エンジンから1.6リッターV6ターボエンジンへ、KERS(運動エネルギー回生装置)はそのパワーを約10倍にしたERS(エネルギー回生装置)が搭載される。
BMWがF1を去ってからスタートしたザウバーとフェラーリの関係は今年で5年目で、来年はフェラーリから、エンジン、ギヤボックス、ERSを含むパワートレイン一式が供給される。
これで来年の搭載エンジンを発表していないのは、ロータス・F1・チームのみとなった。
なお、2014年の各チームの搭載エンジンは次の通り。
■レッドブル/ルノー
■マクラーレン/メルセデス(2015年からはホンダ)
■フェラーリ/フェラーリ
■メルセデスAMG/メルセデス
■ロータス/ルノー(交渉中)
■フォース・インディア/メルセデス
■ザウバー/フェラーリ
■トロロッソ/ルノー
■ウィリアムズ/メルセデス
■マルーシア/フェラーリ
■ケータハム/ルノー
Photo by Ferrari S.p.A