可夢偉、「サポートしてくれたファンに感謝したい」ケータハム・F1・チーム 公式リリース
21日(火)、ケータハム・F1・チームから今季のF1に参戦することが決まった小林可夢偉は、シーズンに向けた意気込みと、シート獲得を支えてくれたファンに対する想いを語った。
◆小林可夢偉
「レース・ドライバーとして、ケータハム・F1・チームからF1に戻って来れて最高の気分です。2014年にチームで走ることとその先のことについては、昨年からシリル(・アビテブール/チーム代表)とトニー(・フェルナンデス/ケータハム・グループ会長)と話し合っていましたし、その話し合いを通して、チームが設定してあるゴールや、それを達成するための助ける状況が整っていることがわかり、チームの姿勢に感心しました。僕にとって、チームが僕の能力と経験を買って起用してくれて光栄に思いますし、今日、それを発表できてうれしいです」。
「それから、KAMUI SUPPORTへ寄付してくれたすべてのファンに感謝したいです。彼らの寄付と応援が、金銭的だけではなくて、闘いに戻ることに対してさらに力を与えてくれたことに感謝しています。それは、今年ケータハムの改善を助けることになります。KAMUI SUPPORTを通じて応援してくれた一人ひとりのおかげで僕は2014年にレースすることができるわけで、すごく誇りに思います」。
「初めてリーフィールドのファクトリーを訪れたのは昨年のクリスマス直前で、チーム全体から、改善への意気込みがハッキリと伝わってきました。去年は難しいシーズンでしたけど、今年はルールが新しくなるので、それはF1にいるみんなが一からやり直しってことですし、誰にでもチャンスがあるってことです。僕らは自分たちにどこまでやれるかということをみんな現実的に考えていて、マシンをちゃんと走らせるまで、ほかと比べて僕らの位置がどこなのか見極めるのかは時期尚早ですけど、僕らは今年、なんとしても前に出る必要があります。それは僕にとって新しいチームと一緒にF1に復帰するチャンスですし、改善に必要なことです。それから、チームにとっては2012年にリーフィールドに移ってから、チーム全体がこれまで築いてきたことを見せる最初のチャンスです」。
「仕事を再開するのが待ちきれないですし、今回の発表のいい点の一つは、(1月28日からの初テストのために)トラックに戻るまで数日待つだけってことですね! ヘレスとバーレーンのテストに向けて、できるだけファクトリーに来て、シミュレーターの乗りながら、ここにいるみんなと可能な限り準備していきます。心身ともに準備はできてるので、今はとにかく仕事に戻りたいです!」
顔写真素材:Jiri Krenek
【翻訳:STINGER】
ケーターハムへようこそ @Kamui_Kobayashi: http://t.co/NnRWXT8ocd
— Caterham F1 Team (@CaterhamF1) 2014, 1月 21
ケータハムも日本語でご挨拶。