スティングくんのドライバー紹介2014 — ウィリアムズ編–
毎週火曜日と土曜日の2回、2014年のF1ドライバーを紹介するコーナー！ 第9回の今回は、ウィリアムズ･F1･チームのフェリペ･マッサとバルテリ･ボッタスです。
フェリペ･マッサ
昨年まで8年間在籍したスクーデリア･フェラーリからウィリアムズ･F1･チームに移籍した。フェラーリ時代の2008年、タイトル争いをしていた最終戦で、ルイス･ハミルトンより一足先にフィニッシュしたマッサは暫定チャンピオンだったけど、最後の周でハミルトンがトヨタのマシンをオーバーテイクしてポジションアップ、それによってハミルトンにポイントで逆転されて、マッサはランキング2位になっちゃったんだよね。去年、フェラーリ主催のお別れ会で、そのとき使っていたエンジンをフェラーリのルカ･モンテゼモロ会長からプレゼントされたよ。
今年から所属するウィリアムズでは、すでにチームに慣れて雰囲気を楽しんでいるみたい。いつも人懐っこい笑顔を浮かべてて、お茶目なところはフェラーリ時代から変わらないけど、リーダーとして表情もキリッとしてるし、先週、スペイン-ヘレス･サーキットでおこなわれた今年最初のプレシーズン･テスト最終日には、まだテストではあるけど、新レギュレーションでマシンに不調をきたすチームが多い中、最速タイムを記録したのはまだ記憶に新しいね。
■マッサのデータ
出身国：ブラジル
参戦：2002年
カーナンバー：19
タイトル：0
誕生日：1981年4月25日（32歳）
公式フェイスブック：なし
公式ツイッター：https://twitter.com/Felipe1Massa
■2013年の成績
総獲得ポイント数：112ポイント（8位/23人中）
ポール･ポジション：0回（19戦中）
表彰台：1回
リタイア：2回
最高位：3位（予選は2位）
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バルテリ･ボッタス
キミ･ライコネンと同じくフィンランド出身で、同郷の先輩で2回F1でタイトルを獲得した経験があるミカ･ハッキネンのサポートを受けている。2012年、ウィリアムズのテスト兼リザーブ･ドライバーを務めてて、金曜フリー走行1（FP1）に20戦中15回参加するという、テスト兼リザーブ･ドライバーとしては異例の高待遇を受けていた。当時レギュラー･ドライバーだったブルーノ･セナよりも多くFP1に出走するほどで、そこで見せたパフォーマンスの高さをチームに買われて、去年、ウィリアムズのレギュラー･ドライバーに昇格したんだよね。
去年はルーキーだったにもかかわらず、優勝経験もあるチームメイトのパストール･マルドナドよりもポイントを稼いだよ。予選でも3番グリッドを獲得したりと、大活躍だった。去年はチームの不調で力を発揮できなかったけど、今年チームが復調すれば、ボッタスの本当の実力が分かるかも？
テレビで中継を見てると、時々ウィリアムズのピットにガールフレンドが国際映像に映るけど、彼女はオリンピックにフィンランド代表チームとして出場したことがあるエミリア･ピッカライネンさんだよ。
■ボッタスのデータ
出身国：フィンランド
参戦：2013年
カーナンバー：77
タイトル：0
誕生日：1989年8月28日（24歳）
公式サイト：なし
公式フェイスブック：http://facebook.com/ValtteriBottas
■2013年の成績
総獲得ポイント数：4ポイント（17位/23人中）
ポール･ポジション：0回（19戦中）
表彰台：0回
リタイア：2回
最高位：8位（予選は3位）
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■スティングくんのメモ
去年のドライバーはパストール･マルドナドとバルテリ･ボッタス。マルドナドは今年はロータスに移籍。代わりに入ってきたマッサだけど、フェラーリで”同じ役割”だった同郷の先輩ルーベンス･バリチェロと同じで、フェラーリに在籍した経験もあるし、ウィリアムズにも在籍したね。アイルトン･セナもブルーノ･セナもいたチームだし、ブラジル人が集まりやすい？
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次回は8日（土）、マルーシア･F1･チームのジュール･ビアンキとマックス･チルトンを紹介します。お楽しみに！
写真素材：LAT Photographic
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