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ロータス「E22」スペック

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ロータス・F1・チームは20日(木)、2014型マシン「E22」のスペックを公開した。

2013年型「E21」との大きな違いは、他チームと同じようにエンジンの仕様が昨年までの自然吸気2.4リッターV8エンジンから1.6リッターV6ターボエンジンに、KERS(運動エネルギー回生装置)はそのパワーを約10倍にしたERS(エネルギー回生装置)へ変更、トランスミッションは7速から8速になったこと。

エンジンはレギュレーションの変更により、仕様が大きく変更になっていることに対し、シャシーの方は、増加したエンジンの重量分が50kg増したこと、今年のレギュレーション変更にともなって変更が加えられたいくつかの項目以外、公表されたデータ上のスペックは「E21」とまったく同じとなっている。

■マシンスペック
型式:E22
シャシー:ロータス・F1・チーム製カーボンファイバー&アルミニウム・ハニカム・コンポジト・モノコック
サスペンション(前):カーボンファイバー製プッシュロッド式トーションバー(トップ&ボトム・ウィッシュボーン)
サスペンション(後):カーボンファイバー製プルロッド式トーションバー(トップ&ボトム・ウィッシュボーン)
ギヤ・ボックス:セミ・オートマチック・チタニウム・ギヤ・ボックス(クイックシフト)
ギヤ:8速+リバース
燃料システム:ATL製燃料タンク(ケブラー強化ゴム)
冷却システム:サイドポッド内にセパレート・オイル&冷却水ラジエーターを配置/ESウォーターシステム&ターボ・コンプレッサーからの給気を冷却/冷却システムは、すべてマシン前方からの気流を使用して冷却
エレクトロニクス:MES-マイクロソフト・スタンダードECU
ブレーキ・システム:AP Racing製カーボンディスク、パッド、キャリパー/AP Racing & Brembo製マスターシリンダー
コックピット:シート(カーボン・コンポジット)/6点、または8点式ハーネス・シートベルト/ステアリング(ギヤ・チェンジ&クラッチパドル)
KERS※:ルノー・スポール・F1
※ロータスのプレスキットではERSではなくKERS表記

■エンジン
型式:ルノー・エナジーF1-2014
構成:1.6L V6ターボ
バルブ数:24
排気量:1600cc
気筒数:6
重量:145 kg(エキゾースト、ERS-K、ERS-H込み)
バンク角:90°
回転数:15000/毎分
燃料:トタル製
オイル:トタル製
最高出力:600馬力(ICE)+ 160馬力(ERS)
プレッシャーチャージャー:シングルターボ、ブースト圧無制限
スパークプラグ:面放電型
点火システム:高エネルギー誘導式
ピストン:アルミ合金
エンジンブロック:アルミ合金
クランクシフト:スチーム製+タングステン製カウンターウェイト式
コネクティング・ロット:チタニウム合金
最大燃料流量:100 kg(-35%)
口径:80mm
ストローク:53mm
クランク:90mm
エキゾースト:マシンのセンターライン上に位置するタービンとつながるシングル排気口
燃料噴射方式:直接燃料噴射
ドライバーあたりの年間使用可能数:5基
MGU-K(回転数):最大50000 回転/毎分
MGU-K(出力):最大120kW(キロワット)
MGU-Kのエネルギー回生量:最大2Mj(メガジュール/ラップ毎)
MGU-Kのエネルギー放出量:最大4 Mj(メガジュール/ラップ毎)
MGU-Hの回転/毎分:100000回転
MGU-Hのエネルギー回生量:無制限 > 2MJ(メガジュール
総パーツ数:10000

■サイズ
トレッド(前):1450mm
トレッド(後):1400mm
全長:5088mm
全高:950mm
全幅:1800mm
重量:692kg(ドライバー、カメラ、バラスト込み)

ロータス「E22」の画像はこちら
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