サハラ・フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チーム【オーストラリアGP プレビュー】
◆ニコ・フルケンベルグ
Q.ニコ、冬の仕事を完了して、どれぐらい満足していますか?
ニコ・フルケンベルグ(以下、フルケンベルグ):僕らは大分満足してるよ。バーレーンでの最後の週の僕らは、1日平均100周して、上手く改善していけたよ。テストではもっと時間を費やしたくなるものだけど、僕らは可能な限りやれることはやれたよ
フルケンベルグ:慣れてると思うけど、この感触はシーズンが進むにつれてさらによくなっていくだろうね。マシンは去年と比べて違うものになってる。コーナースピードはダウンフォースが減ったから遅くなってるし、エンジンの挙動はまったく違うね。だから新しいチャレンジになるし、テストの経験からレース・ウイークエンドでどう感じるのか話すのは難しいね。
Q.マシンはヘレスでの最初のテスト以来、どれだけよくなりましたか?
フルケンベルグ:ヘレスから大きく改善したよ。どのテストでもステップを踏めたし、僕らは使える時間をすごく有効に活用できたんじゃないかな。テストでたくさんのことをこなしたし、僕らが悪い状況にあるとは思えない。つねに、もっとやれるはずだって思うものだけど、僕らはなかなか準備できてるよ。
Q.今週末の目標を設定しましたか?
フルケンベルグ:それを話すのは難しいね。テストはただたくさんのことを教えてくれるだけだから。だけど、まだ僕らはポケットにパフォーマンスを隠してる。コンペティティブでありたいし、レースではポイントを稼ぎたいね。
Q.あなたはメルボルンではいつも、不運なレースになっていました。きっとツキが向いてくるはずです。
フルケンベルグ:メルボルンでは3レースを闘ったけど、まだレースを完走したことがないんだ! 悪いことは三度続くって言うから、4回目の今回は、もっと上手くやりたいね。
◆セルジオ・ペレス
セルジオ・ペレス(以下、ペレス):1年の最初のレースだから、このタイミングをずっと楽しみにしてたよ。すばらしいシーズンのスタートにしたいね。
Q.新世代のF1マシンのドライビングはどんなものでしょう?
ペレス:新しいルールは興味深くて面白いし、マシンについては本当にチャレンジングだよ。ダウンフォースは少ないけど、エンジンからのトルクは大きくなってるし、大分違う感触だね。メルボルンは燃料の消費量が多いサーキットだから、(使える燃料が少なくなった今年は)燃料の使い方も念頭に置く必要があるよ。
Q.今年のマシンを走らせるには、例年以上にやることが多い?
ペレス:そうだね。マシンのシステムを制御するためにやることは増えてるよ。だから、去年よりは複雑になってる。プレシーズン・テストで新しいシステムを理解するのに十分な時間があったから、(システムの扱いに関して)最初のレースで問題が出ることは思ってないよ。
Q.シーズン前のここまでの状況を要約するとどんな状況でしょう?
ペレス:僕らはメルボルンに向けてよく準備できたと思ってる。テストではいつものように浮き沈みがあったけど、僕らはバーレーン・テスト2をいい位置で終えることができたしね。まだ改善させないといけない部分があるけど、僕らはいイスタートが切れそうだし、それを糧にできるよ。
Q.初めてサハラ・フォース・インディアと過ごすレース・ウイークエンドをどう感じていますか?
ペレス:新しいチームでスタートするときは、いつもいい気分だよ。冬の間に(チームの)みんなのことを知ることができたし、もう僕は準備できてるって感じてる。チームは成功を渇望してるし、今年はすばらしい成果を挙げたいね。