マルーシア・F1・チーム【オーストラリアGP プレビュー】
◆ジュール・ビアンキ
「やっときた新シーズンにすごくワクワクしてるよ。そのための冬の準備はすごく興味深いものだったし、僕らがどの位置にいるのか確認するのが待ちきれないよ。マシンを走らせてみて感触はいいし、特に先週のバーレーンでは、(それまでのテストより)もう少し本当のポテンシャルが見えたんだ。そこからさらに引き出すためにはたくさんの作業をこなす必要がまだあるけど、今年、僕らは改善していけるって楽観的に構えてるよ。僕らみたいに、大きなチームのようなリソースがない小さいチームにはラクじゃないけど、やり遂げた仕事は誇りを持てるものだし、そのハードワークに値するご褒美を(チーム)に持ち帰るのが楽しみだよ。メルボルンに向けた僕らの最初の目標は、確実なレースを楽しむことだけど、その中でいいチャンスをつかみたいね」。
◆マックス・チルトン
「去年のデビューシーズンと同じような感覚になるとは思わなかったけど、あらゆる点で一年間楽しんだし、それと同じような気分で開幕戦のオーストラリアに向かうよ。テストではいくつかポジティブな兆候が見られたし、それが僕らにいいシーズンを過ごせると思わせてくれる。それをどこまで膨らますことができるかは最初のレースが終わるまで分からないけど、パフォーマンスはあるし、まだ始まったばかりだよ。もちろん、(唯一全戦完走したという)去年のすばらしい記録を伸ばせるならすばらしいけど、(マシンが複雑化して信頼性が低くなった)今シーズンはもっと難しい仕事になりそうだね。個人的にはレースにしっかり取り組む準備はできてるよ。2年目のシーズンだし、ドライバーとして自分自身の目標はあるけど、一番大事なことは、タフだけどエキサイティングな一年を、チームとして一緒に働いて成功することだよ」。
顔写真提供:Marussia F1 Team