ケータハム・F1・チーム【オーストラリアGP プレビュー】
◆マーカス・エリクソン
「準備のために僕らにできることはすべてやったけど、正直、マシンに乗っていてグリッドに着けて、シグナルが点灯して僕のデビューレースがスタートする、ってことがどんな感じなのか、(前もって)備えることは絶対できないと思う。それでも、それはすぐに過ぎるし、レースへの準備ができてることはわかってる」。
「プレシーズン・テストはタフなものだったけど、最後はプランのほとんどの部分を消化できたし、メルボルンで(悪い意味で)驚くようなことはないはずだよ。テストの最後、僕らはルノー・ユーザーの中で一番高い信頼性を誇ってたし、フォーメーション・ラップ、スタートとピットストップを含めたレース・シミュレーションも走れたし、バーレーンでの走り込みの中で、可能なかぎりの準備はできたよ。バーレーンを離れてからファクトリーに戻って、シミュレーターでメルボルンのトラックを走ったから、現地で1、2周もすればスピードを出せるようになるはずだよ」。
「テストが終わってからここまで、オーストラリアでどうなるかがいろいろ話題になってるけど、実際にトラックを走ってみるまでどうなるか予想するのは不可能だよ。最後の2日間はフルパフォーマンスで走ることはできなかったんだ。僕にとっては初めてスーパーソフト・タイヤで走ったときだったし、もっと経験を積めばどれだけパフォーマンスを引き出せるのかも分かってるし、スーパーソフトで走る前に、クラッチに問題が出てストップしなきゃいけなくなった。だから、僕らのぺースがライバルたちと比べてどれだけなのかがハッキリするのは予選になると思う。レースについて僕らが知っていることは、燃料とエネルギーの使い方の戦略が重要になるってことで、ルノーと一緒に可能な限りたくさんそれに取り組めるたのは光栄だよ。それはファンを混乱させるかもしれないけど、ドライバーがタイヤの状態を見ているだけでよかったのは昨年の前半までだったことが、チェッカード・フラッグが振られたときにハッキリするだろうね」。
◆小林可夢偉