マクラーレン・メルセデス【オーストラリアGP(日)】
◆ケヴィン・マグヌッセン(MP4-29-01)
グリッド=4番 / 決勝=3位
「とにかく表彰台に立ててよかったよ。今日のことはとても現実とは思えないね。生まれて初めてのF1で表彰台なんて、本当にスゴイの一言だよ」。
「スタートでの”事件”はかなり恐ろしかったよ。加速するのがちょっと早すぎて、もうすこしでコントロールできなくなるところだったんだ。それでもマシンは素晴らしくて、思った通りの位置でペースを維持して走ることができたし、レッドブルといい勝負だった。終盤、ダニエル(・リカルド)を追いかけたけど、抜くところまではいかなかったんだ」。
「冬のあいだに最高の仕事をしてくれたチームを祝福したいね。こんな結果が残せたのは、スタッフが頑張ってくれたおかげだよ」。
「これからもこの調子で力をつけていきたいね。きっと大丈夫だよ。僕もできる限りのことを吸収して、今回の経験をマレーシアに活かしたい。まったく性格の違うサーキットだから、今回みたいに上手くいくかどうかわからないけど、少なくともチームはいままでどおりベストをつくしてくれるだろうね」。
「すごく嬉しいし、チームのみんなもコンストラクターズ・タイトル争いのトップに立てて喜んでくれているはずだよ。努力が報われて、ますますやる気が出るだろうね」。
「僕自身は、このまま全力で戦うだけさ」。
◆ジェンソン・バトン(MP4-29-04)
グリッド=10番 / 決勝=4位
「今日のケヴィンは素晴らしい走りをしていたね。終盤、ケヴィンとダニエルを追いかけるのは楽しかったけど、何周か早くタイヤを交換してたから、ちょっと厳しかったね。いいレースができたし、込み合った状態で誰かのうりろについたときアンダーステアが出たことを除くと、マシンの状態もよかったよ」。
「どういうわけか以前のように前のマシンを抜くことができなくて、ポジションを入れ替えるのはピットストップのときがほとんどだったよ。2回目のピットストップでノーズを傷めて、風が入ってきたからコクピットがちょっと涼しくなったよ! とにかくクルーはいい仕事をして、タイミングよくコースへ送り出してくれた。セーフティ・カーが出たとき、ギリギリでピットに入ってふたつほど順位を上げることができたよ。2回目もさらにふたつポジションをあげたんだから、どちらも最高の判断だったね」
「チームとしても、今日のデキは上々だったよ。このレースでコンストラクター・ランキングのトップに立てるとは思ってなかったけど、ペース的にはほぼ問題ないだろうね。単独で走っているかぎり、ひとつのチームを除いて、ほかのマシンに引けを取らない走りができる。マレーシアでまたレースをするのが今から楽しみだよ」。
「とにかく感動的な一日だった。妹や僕のフィアンセ、そして大勢の友達が応援に来てくれたのも、まちがいなく力になったよ」。