マルーシア・F1・チーム【オーストラリアGP(日)】
◆ジュール・ビアンキ(MR03-01)
グリッド=18番 / 決勝=15位
「今日のレースは完璧ではなかったけど、2台のマシンがフィニッシュして、シーズンをスタートすることができたよ。14位という順位も悪くないから、この結果には満足しないといけないね。スタートはもちろんすごく重要だった。グリッド上で、フォーメーションラップに向けて、通常の手順で作業をしていったんだけど、突然すべてのスイッチが切れちゃったんだ。その時点では自分自身のレースがすでに終わってしまったんじゃないかと心配したけど、チームがグリッドから僕のマシンを動かすために素晴らしい仕事をしてくれたし、ガレージにマシンを戻してマシンをリセットしてくれたから、ピットレーンからレースをスタートすることができたんだ。そこからはマシンをゴールに導くための仕事をするのが重要なことだとわかっていたけど、マシンはレース距離を走り切ってくれたよ。その中の過程で、エリクソンを捕えることができたのは凄くうれしいよ。今日はものすごく多くのことを学んだし、マレーシアで行なわれる次のレースに向けて準備もできてる。それに、長期間にわたるマシンの開発もスタートしたんだ。テストでは自分たちが望んでいたほどのマイレージを稼ぐことができなかったけれど、シーズン最初のレースで14位という結果を持ち帰ることができたのは素晴らしいよ。チームのみんなの懸命な作業に対する素晴らしいご褒美になったね」。
◆マックス・チルトン(MR03-02)
グリッド=17番 / 決勝=14位
「スタートの時の問題は、実際ものすごく心配だったし、レースができるとは思っていなかったけど、チームのみんながガレージに僕のマシンを戻してくれて、僕をトラックに戻すためにハードに戦ってくれたんだ。レースに復帰したときには6周遅れだったし、そこから巻き返すことはできなかったけど、それは重要なことではないよ。レースに参加して、レースをフィニッシュすることで、最大限の情報を得ることができるわけだし、パワーユニットを最大限に生かすために、様々な戦略を試すことができたんだ。僕はテストよりレースの方が好きだね。理想とは程遠いけど、テストではマイレージを稼ぐことが重要だし、前進していくために、エンジニアにとっては非常に重要なことなんだ。次回のレースで今回の利益が得られるのを期待しているよ。懸命な作業にいくらか報いることができてうれしいし、マレーシアでは、よりうまくいくのを楽しみにしているよ」。