スティングくんの特別インタビュー! スーパーフォーミュラにチャレンジする21歳のGP2チャンピオン
2月13日にホンダのウェルカムプラザで行なわれたモータースポーツ発表会で、今年スーパーフォーミュラに参戦することが発表されたピエール・ガスリー選手と話をしました。
GP2のチャンピオンだけど、1996年2月7日生まれだから、まだ21歳になったばかり。なにしろ、目をキラキラさせながら一生懸命答えてくれるまじめなフランスの美少年という感じで、お気に入りになりました!!
—-生まれたのはどんな街?
ガスリー:パリの北西にクルマで1時間半くらいの人口200000人のフオンです。アール・オー・ユー・イー・エヌ。
—-“フオン”と聞こえたけれど、Rouenなら、日本で言うところのルーアンだね。
ガスリー:町の中心部ではなくて、森の方で生まれました。友人もたくさんいます。いまでも帰れるときは必ず帰って家族と過ごすんです。
—-モーターレースとの出逢いを教えて?
ガスリー:おじいちゃんがカートレースをやっていたんです。お父さんもカートとラリーや耐久レースを楽しんでいて、4人の兄のうちの3人がカートをやっていました。2歳の頃から兄たちのレースを見ていて、乗りたかったけど、6歳で初めて乗ったんです。いまでも昨日のように覚えています。
—-嬉しそうに話すね(笑)。
ガスリー:たった3周だけだったけれど、僕の人生の中の最高の3ラップだったんです(笑)。面白くて、素晴しくて、ボクは絶対にレーサーになりたいと両親に話したら、お金がかかるスポーツなので、学校で一生懸命勉強すれば考えるよ、と言ってもらいました。2年半後のクリスマスにカートをプレゼントしてもらって、9歳からレースに出るようになったんです。
—-そうなんだ。さて、今年走るスーパーフォーミュラは、5つのサーキットだけを徹底的に走り込んでいる職人たちのレースなので、その中で、どんなレースをしてくれるか、楽しみにしています。
ガスリー:それは僕も同じですよ(笑)。プレッシャーはいつもあります。ハードワークだと思いますけど、エキサイティングなチャレンジになるし、勉強になると思うので、自分を試して全力を尽くしてがんばります。
—-そういうマインドの持ち主だったら、ますます楽しみです!
ガスリー:才能があって経験豊富なドライバーの中でがんばらなくちゃいけないので簡単な目標ではないと思いますが、それもモチベーションを上げることになるのでがんばります。
—-最後に、ボクと一緒に写真を撮ってもらえますか?
ガスリー:もちろん、喜んで。
—-ありがとう。もしよかったら(スティングくんを)プレゼントします。
ガスリー:ホント?! サンキュー、ベリーマッチ。レースに持っていくよ!!
ピエール・ガスリーは、久々に、応援したくなるニューカマーだ!
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[スティングくんでした]
Photos by STINGER