ザウバー・F1・チーム【マレーシアGP プレビュー】
◆エステバン・グティエレス
「セパン・インターナショナル・サーキットはメルボルンとはまったく違うタイプのトラックだよ。特性の違うトラックでマシンを走らせてそれを感じ取るのは面白くなりそうだよ。スムーズなトラックで、(オーストラリアと比べて)よりバンピーじゃない。ブレーキング時の感触は、週末ずっと苦しめられたメルボルンよりももっといい感触が得られそうだよ。トラックにはいくつかの高速コーナーがあって、そこではダウンフォースを評価できるだろうし、マシンのバランスも確認できるよ。それから、セットアップの面でも大分違うね。パフォーマンスに関しては、僕らはまだ満足できる状態じゃない。チームとしてみんなで知恵を出してあらゆる小さな部分を改善させていく必要があるよ。僕らはすばらしいチームだし、改善できると自信を持ってるよ」。
◆エイドリアン・スーティル
「マレーシアは、シーズンの中でものすごく暑いレースの一つで、湿度が高いからチャレンジングだよ。シッカリと準備する必要があるし、特にレース終盤だね。(高温多湿な状況から、疲労の具合が)いつものレースとは違うことに気づくよ。レースを完走する必要があるし、ドライバーはみんな限界までプッシュしないといけないんだ。トラックにはたくさんの高速コーナー、ロング・ストレート、いくつかのヘアピンがあって、それが(走るのを)すごく面白くしてる。空力が大きな役割を演じるこのトラックを走りたいよ。僕らはどの位置に立っているのか知ることが重要だね。もしセパンでマシンがよければ、ほかのトラックでも同じように速いってことなんだ。ここではすべて(の要素)が必要だよ。空力、コーナーでのグリップ、それからストレートでの速さだね。マシンの空力効果がカギになる。僕の願いはレースごとに改善していくことだよ。マレーシアでのメインの目標は、改善して前進することだよ」。