マクラーレン・メルセデス【マレーシアGP プレビュー】
◆ジェンソン・バトン
「オーストラリアはチーム全体にとってすごく刺激になるレースだったよ。僕らにはまだやることがあるにしても、もう峠は越えた感じで、今年は闘えるマシンがあるように思えるよ」。
「僕らが開発面でハードにプッシュし続けることは重要だよ。メルボルンにいくつか役立つアップデートを持ち込んで、それらはピットから出たらすぐに効果を発揮してくれたことは励みになるけど、新しいパーツを開発するためにプッシュし続けることが大事で、特に、新しいパーツを持ち込むのが難しいフライアウェイ(ヨーロッパ以外のラウンド)のサーキットでそうすることが大事だよ」。
「セパンはすばらしいドライバーズ・サーキットで、(今年は)全体的にダウンフォースを本来欲しいだけかけられないにしても、僕らのマシンには、マシンを機能させるバランスとドライバビリティがある。それに、それは僕らはセッションとレースでマシンを最大限のパフォーマンスを引き出すことができるってわかってる状態でレース・ウィークエンドに臨むことを意味してるから、すごく励みになるよ。仮に僕らにまだ先頭集団と闘えるだけのぺースがなかったとしても、僕らのマシンはどのセクターにも強くて、レースを最後まで闘い抜く勢いを持ってるずだよ。それに、それには間違いなく価値があるんだ」。
◆ケヴィン・マグヌッセン
「オーストラリアでの励みになる結果が出てから休む暇もなかったよ。ジェンソンと僕はヨーロッパに戻って、メルボルンでの僕らのパフォーマンスを評価して、マレーシアに向けた準備のために、MTC(マクラーレン・テクノロジー・センター)で何日か過ごしたんだ」。
「同時に、デザイナーとエンジニアたちは一生懸命に働いてくれたよ。僕らはオーストラリアでマシンが安定さえすればしっかりポイントを稼げることを証明できたし、それをこれからの数レースで強化していく必要があるんだ。そのための方法の一つとして、確実に主なライバルたちよりも可能な限り早くトラックに持ち込むってのがあるね」。
「セパンはアルバート・パークと比べて大分違うタイプのトラックだよ。メルボルンといえば低速コーナーとメカニカル・バランスだけど、マレーシアは真の高速サーキットで、コーナーはもっと高速だし、もっと空力パフォーマンスに重点を置くことになる」。
「オーストラリアよりもタフなテストになりそうだよ。あそこの暑さはドライバーにとってタフだよ。それに、路面温度も高くなるし、それがタイヤにとってもタフなんだ。僕の目標は、もっとポイントを稼ぐことだよ。一貫性はチャンピオンシップにとって重要になるからね。それから、学習し続けること。特に、異なる環境の中でね」。
「それが楽しみだよ。マシンはドライブするのにすばらしい感触があるし、今回もいい週末にしたいね」。
【翻訳:STINGER】
Photo by McLAREN MERCEDES