STINGER モーターナビ 3月27日号
フェラーリ、F12ベルリネッタがロブ・レポート・カー・オブ・ザ・イヤー受賞
【 企業情報 】
◆フェラーリ、F12ベルリネッタがロブ・レポート・カー・オブ・ザ・イヤーに選出◆
フェラーリは3月25日(火)、F12ベルリネッタがロブ・レポート2014年カー・オブ・ザ・イヤーに選出されたと発表した。
これはロブ・レポート誌の編集者、およびロブ・レポート・クラブのメンバーからなるゲスト審査員により、満場一致で決定された。
この賞は、技術の優秀さ、スタイリング、そしてパフォーマンスにおいて、ロブ・レポートの審査員団を魅了した自動車に贈られる。
選定は、ロブ・レポート誌編集長ブレット・アンダーソンをはじめ、専門家集団による広範囲にわたる試乗によって決定するもの。
これまで審査員全員の意見が一致したことはなく、審査員全員がF12ベルリネッタのパワー、高級感、極めて正確なレスポンス、デザインなどフェラーリ・ブランドを象徴する要素が揃っていることを認めての決定となった。
Photo by Ferrari S.p.A.
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◆フェラーリ、株主総会でモンテゼーモロ会長、フェリーサCEOが留任◆
フェラーリは3月24日(月)、ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長の下、フェラーリの株主総会を招集した。
総会では、意図的な生産台数の削減にもかかわらず、売上、収益、財務状況の面で記録的な業績を達成した2013年度の財務業績が承認された。さらに議事日程の一環として、2014年から2016年の取締役が任命された。
現在役員を務めるモンテゼーモロ会長、ピエロ・フェラーリ、アメデオ・フェリーサらの留任が確認された。
また、現行の役員に加えて、ハラルド・J・ウェスター、スコット・ガーバーディング、アントニオ・ピッカ・ピッコン、ジョルジオ・フォッサーティが新たに役員に任命された。
総会後、モンテゼーモロ会長を議長、ピエロ・フェラーリを副議長、アメデオ・フェリーサをCEOとして取締役会が召集され、各役員の代理委任状が承認された。
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◆ホンダ、FCXクラリティをさいたま市、神奈川県、大阪府に納車◆
ホンダは3月25日(火)、外部給電機能を装備した燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」を新たにさいたま市、神奈川県、大阪府に納車することを発表した。
一般家庭、約6日分の使用電力を供給できる、最大出力9kW※の外部給電機能を装備したFCXクラリティは、各自治体の公用車としての用途に加え、災害時の電力供給対応の検証やイベントでの運用を通じて、外部給電機能を含めた使い勝手、活用方法に関する各種データがホンダにフィードバックされる。
ホンダはこのデータをもとに活用方法を検証し、量産化と普及に向けた研究開発に活かしていく。
Photo by Honda Motor Co., Ltd.
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◆トヨタ、インドネシア製セダンを中近東に輸出◆
トヨタは3月26日(水)、同社のインドネシアにおける車両生産会社であるPT. Toyota Motor Manufacturing Indonesia(TMMIN)が「ヴィオス」の中近東への輸出を開始し、カラワン第2工場で輸出式典を実施した。
ヴィオスはインドネシア製セダンとしては初の輸出モデルで、昨年12月にシンガポール、ブルネイへの輸出を開始。そして今回、アセアン域外の中近東に輸出先を拡大した。
新たな輸出国は、バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、ヨルダン、レバノン、イエメンで、輸出総台数は当面は月間1,000台、将来的には3,000台を目指すとしている。
記念式典には、インドネシア政府のモハマッド・ヒダヤット工業大臣、トヨタの福井弘之常務役員、TMMINの野波雅裕社長らが出席して行われた。
Photo by TOYOTA MOTOR CORPORATION
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