ケータハム・F1・チーム【マレーシアGP(金)】
フリー走行1回目:晴れ、気温/路面温度41-47℃、気温30-32℃
フリー走行2回目:曇り、気温/路面温度48-52℃、気温34(セッション開始時)-33(セッション終了時)℃
ファステスト・ラップ / 順位:
フリー走行1回目:エリクソン-1.45.775(17位)/ 小林可夢偉-1.51.180(19位)
フリー走行2回目:エリクソン-1.45.703(20位)/ 小林可夢偉-タイムなし
総周回数:
フリー走行1回目:エリクソン-24周/ 小林可夢偉-5周
フリー走行2回目:エリクソン-31周/ 小林可夢偉-0周
フリー走行1=17位 / フリー走行2=20位
「フリー走行1で24ラップできたってことは、オーストラリアの金曜日よりもだいぶ良くなったってことだよ!僕にとっては素晴らしいセッションだった。フリー走行1の通常のプログラムができたし、特に可夢偉のマシンには問題が起きていたから重要なセッションだったんだ。セッションの序盤はトラックの状態は良かったし、セッションが進むにつれてグリップレベルが改善されたからマシンバランスに関する作業をしたんだけど、セッションのほとんどの時間でトラクションに問題があったんだ。けど、セッションを通してパワーユニットのドライバビリティを改善することができたよ。全体的にアンダーステアが出てるのが、バランスに関する最も重大な問題だけど、最後の2回の走行ではフラットスポットがタイヤにできちゃって、アンダーステアが非常に激しく出たんだけど、全体的には良いセッションだったよ」。
「フリー走行2では、また多くのラップ数を走ることができたけど、いろんなポイントでエンジンが止まっちゃうトラブルが午後のセッションを通して起こってたんだ。このトラブルのせいでセッション全体を通して良いラップタイムを出せなかった。今夜、ルノーと一緒に調べてみないといけないよ。マシンはまだアンダーステアが出てるし、特に、中〜高速コーナーでアンダーステアがひどいんだ。だから、今日のデータを全部持ち寄って、今夜問題を調べてみるつもりだよ」。
「全体的に僕たちのホームレースであるここマレーシアで初めて金曜日のセッションをフルに走ることができて、僕にとっては良かったよ。可夢偉のマシンの問題を改善するために、チームが懸命に働いてくれてるのは分かってるけど、少なくともオーストラリアの時よりは上手く進歩してるし、今日は僕は55ラップ走り切ったんだ。これは、もちろん、明日のフリー走行3、予選に向けての手助けになるはずだよ」。
◆小林可夢偉(CT05-#03)
フリー走行1=19位 / フリー走行2=21位
「フリー走行1のスタートは問題なかったです。普通にインスタレーション・ラップをして、それから3周ベースラインの走行をしたんですけど、そしたらパワーが入ったり落ちたりして、問題を診るためにピットに戻る必要がありました。エナジー・ストレージの問題だってことが割とすぐにわかったんですけど、それはバッテリーの交換で僕のフリー走行1が終わることを意味してました。クルマのフロアをはずしたとき、残念ながらオイル漏れも見つかって、2つを直すのに、ものすごく時間がかかったので、フリー走行2も走れなかったです。これは明らかにいいことではないですし、今回も金曜日をロスしたことに満足できませんけど、チームとルノーのみんながシッカリとレース・ウィークエンドを過ごせるように、そういった問題を直すためにどれだけ一生懸命やってくれていることはわかっているということが大切です。実際、マーカスはフリー走行1で誰よりも周回数を伸ばしましたし、それは僕らに信頼性があるってことを証明してくれました。僕らは2台のマシンが残りの週末も(マーカスのように)走れるのか、それとも今回も難しいレースになるのか確認する必要があります」。