スクーデリア・フェラーリ【マレーシアGP(土)】
気温:27℃
路面温度:30℃
天候:雨
◆フェルナンド・アロンソ(シャシー304)
フリー走行3=7位 / 予選=4位
「ステアリングに問題を抱えてQ3に進んだだけに、4番手にはすごく満足してるよ。セッションで、マシンにどんな変更を加えるにもかなりの時間がかかるときに、みんなが数分でサスペンションを交換してくれて、あれは本当にすばらしい仕事ぶりだったよ。それから、彼らは正しいタイミングに僕をトラックに送り出してくれたから、僕はQ3に進むことができたんだ。クビアトとのアクシデントはどちらにも残念だったし、回避することはできなかったよ。あの時、トロロッソが視界に入るのがあまりにも遅かったんだ。雨のときはいつもの通り、視界はすごく悪くなるし、(ある意味)賭けになる部分もある。チームはQ3でも、いつ新品のエクストリーム・ウェット(雨が強いときに使うレイン・タイヤ)を履くか判断するときに、すばらしい仕事をしてくれたよ。トラック・コンディションが改善したときに僕らは最初にそれをやって、すぐにクイック・ラップを走ることができたよ。4番手と6番手(ライコネン)からスタートできるから、ポディウムは可能だと思うし、メルセデスは別として、それを追うマシンのパフォーマンスはかなり拮抗してるしね。今週末は1周のパフォーマンスよりもレースペースを重視してて、感触もよかったよ。だけど、タフなレースになりそうだし、天気は不安定だからレースに何を期待できるのかは難しいところだね」。
◆キミ・ライコネン(シャシー305)
フリー走行3=3位 / 予選=6位
「この雨で今回の予選はすごく難しくなったよ。ウェットだと簡単じゃないことはわかってるけど、こんなに問題が出るとは思わなかったよ。トラクションが乏しかったし、それにエクストリーム・ウェット(雨が強いときに使うレイン・タイヤ)も、なんでか最初の1周目のあとからグリップをロスしていったよ。これからのレースに役立つから、これから原因を見つけないとね。明らかに6位には満足してないけど、状況を考えれば驚くことじゃないし、今は明日上手くやることを考えたいね。明日は特に高温の中でのレースだからタフなレースになるけど、自信はかなりあるよ。僕らはメルボルンのときよりここで上手くやれてるし、もしも何も問題がなければいい結果を残すことができそうだよ。全体的に、マシンに対する感触はよくなってきてるし、まだ先が長いにしても、僕らは正しい方向に向かって仕事をしてるよ」。
【翻訳:STINGER】
顔写真提供:Ferrari S.p.A / FOTO STUDIO COLOMBO