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マレーシアGP予選–ハミルトンのポールとレッドブルの復活!

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2014年F1GP第2戦マレーシアGPの予選で、メルセデスAMGに乗るルイス・ハミルトンが連続ポール・ポジションを決めた。

前回のオーストラリアGPでナイジェル・マンセルのポール・ポジション獲得回数に並んだハミルトンだが、今回でジム・クラークとタイ記録。いずれも英国の誇るスーパースターと並ぶ記録として、イギリスのファンを喜ばせた。

クアラルンプールのセパン・インターナショナル・サーキットで行なわれた予選は激しい雨のため、スケジュールが50分遅れ、雨が弱まったものの、完全ウェット・コンディションの中で行なわれた。

今回の状況は、多くのチームが、大きな車両規定変更による混乱で抱え込んでいたトラブルを解決する方向を見いだしていたが、中でもレッドブルが大きく躍進、4年連続ワールドチャンピオンのセバスチャン・フェッテルが、ハミルトンに1/0.055秒遅れの僅差の2位に食い込んで復活ののろしを上げた。チームメイトのダニエル・リカルドも4番手に食い込んだ。

一方、各チームが進化する中で、日本期待の小林可夢偉は、所属するケータハム・F1・チームが状況を打破できず、地元戦と言える舞台で、開幕戦以上のトラブルサムな週末を過ごしている。

開幕戦に続いて金曜日の3時間のフリー走行で5周しか走れず、さらにトラブルが尾をひいて、予選を前にした土曜日のフリー走行でもわずか7周しただけでコースに出ることなく予選を迎えた。

さらに予選では、溝の浅いタイヤを選択したのが作戦ミス。インターミディエイト・タイヤ(ドライとレインの中間のタイヤ)には雨が強すぎ、さらに雨足が強まって、タイムアップできずにQ1で敗退、20番手グリッドから明日の決勝レースをスタートすることになった。

決勝レースは、3月30日16時(日本時間同日17時)にスタートする。

5.543kmのセパン・インターナショナル・サーキットを56周して闘われる。


Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team

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