F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

グリッド=2番 / 決勝=3位
「間違いなく一歩前進できたと思う。でもまだやることは沢山あるね。今日はポディウム･フィニッシュができてよかったよ。まだ2ヶ月も経ってないあの頃のことを考えれば、この週末は正しい方向にむけてのものすごく大きな一歩だよ。2台とも完走できなかったのは残念だったけど、マシンに速さがあるのが分かったのはよかったし、もっと周回を重ねておきたい。今はポイントをかき集めておくのが大事だからね。ファクトリーやルノーのみんなは頑張ってくれてる。彼らにとってはものすごい量の仕事になるけど、僕らはまたすぐにあのレベルに行けるようトライするさ。スタートで順位を下げたのは残念だったけど、今日は3位が最良のポジションだったと思うから、すごくハッピーだね。ダニエルに起こったことは残念だよ。彼は本当によくドライブできていたからね」。

◆ダニエル･リカルド

グリッド=5番 / 決勝=リタイア
「今日はガッチリとポイントを取れるような気がしてたんだ。レースはうまく行ってたしね。スタートは本当によくてポジションを2つほど上げて、何ていうか、先頭集団をちょっとかき回し始めた感じになったのはよかったよ。先頭の何台かのポジション争いに加わるのは楽しかったんだけど、最後のピットストップで問題があってパンクしちゃったんだ。フロントウィングの問題とほかにもいくつかのことがあってストップ･アンド･ゴー･ペナルティになってね。僕らのレースは早々と終わってしまって、イイ感じだったのが短い間でかなり悪い方に転がったよ。本当にガッカリしたけど、同時に僕の中では最初の2戦である意味望んでいたようにできたところもあったから、少しハッピーな気分もあるんだ。まだまだ改善させたいし、ちゃんと駆け出すことができたから、ここまでは満足。あとはちょっとした運さえあれば、すぐにでも状況をひっくり返してポイントを獲れると思ってるんだ。前方でレースするのが大好きだし、ここ2戦ではそれがすごく楽しくて、特別な気分にさせてくれるものでもあるんだ。実際、ちょっと病みつきになるので、もっと欲しくなるような気分だし、今年は僕が前の方にいるところを沢山見てもらえると思うよ」。