F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

天気：暑い、ドライ、湿気あり

温度：気温/31-33℃、路面温度/46-52℃

グリッド=1番 / 決勝=1位
「今日は信じられないぐらいに幸せだよ。8回目の挑戦で初めてマレーシアGPに優勝したし、ペトロナス･ファミリーの母国で勝てたから、さらに特別だよね。チームには恐れ入ったよ。ファンタスティックな仕事をしてくれたし、サーキットやファクトリーでノンストップにプッシュし続けてクルマを今の状態に仕上げてくれたんだ。みんなに思いっきりありがとうと言わなきゃいけない。レースそのものは、今日思っていたよりタフな展開で、ここでのいつものコンディションのせいもあって、大きなチャレンジになったね。でもマシンを気遣うことができたし、タイヤや燃料、そしてちょっとしたタイムのキープも自分の手中にあったから、僕の仕事もちょっぴりラクになったよ。メルセデスがチャンピオンシップをリードしているのは嬉しいし、初期の2レースの結果をちゃんとペイしなきゃいけないのも分かってる。オーストラリアでもそうだったように、何が起こるか分からないから、これは本当に大事な結果だと思ってるよ。1-2フィニッシュなんてそう何度もあることじゃない。これは本当にチームにとっての偉業だよね。最後に、僕はこの勝利をマレーシア航空370便の悲劇により影響を受けた皆さんに捧げたい。そしてこの特別な気持ちを、明日50歳の誕生日を迎える継母のリンダにもね！」

◆ニコ･ロズベルグ(F1 W05 / 03)

グリッド=3番 / 決勝=2位
「メルセデス・ベンツにとって信じられないぐらいの一日だね。今日はブラックリーやビックスワースのファクトリーのみんな、そしてメルセデス･ベンツの全社員が誇りに思ってくれていいと思う。近代のシルバーアロー時代になって、初めての1-2フィニッシュというものすごい偉業を成し遂げたんだからね。チームは冬のあいだ、ずっと驚異的な仕事をしてくれたことにもう一度感謝の意を伝えたいよ。それから、パートナーであるペトロナスに対してもお礼を言いたいね。パワーユニットに対しては最高の製品で僕らをサポートし続けてくれているから、彼らと共にやってきていることを誇りに思いたいし、今日は楽しくお祝いしてほしいと思う。セバスチャン（･フェッテル）とはタイトだったけど、今回もうまくスタートできたよ。本当に壁ギリギリだったから、もう目を閉じるしかなかったし、隙間を狙ってうまく行ったんだ。その後はセブ（フェッテル）に対して順位を守るようにペースをコントロールできたけど、ルイスにはもう届かなかったから、彼の勝利には素直におめでとう、と言いたいね。来週末のバーレーンが本当に楽しみだよ」。