F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

グリッド=4番 / 決勝=4位
「今日ポイントをゲットできたのはトラブルフリーな週末の結果で、マシンに施した小さな改善が期待通りに機能したし、一貫性もあったよ。僕らには確かにやることがまだたくさんあるけど、前進するためだし、（ライバルたちも）みんな同じことをやってるからね。チーム内のスタッフはみんな、ギャップを縮めるためにできるだけのことをしてるんだ。（シーズン）序盤のレースでは学ぶことがたくさんあるけど、（ニコ･）フルケンベルグとのバトルから、僕らにはトップスピードを改善する必要があることは明らかだよ。彼をパスできたのはタイヤが新品だったからで、次のレースからすぐにパフォーマンスを引き上げていかないといけない。バーレーンはすごく暑くなるし、タイヤのコンパウンドはより軟らかいものになる。それは僕らにとってアドバンテージになるはずだよ。僕らは硬いタイヤだとかなりスライドしてるからね。それから、冬のあいだに僕らが集めたデータから、もう少しパフォーマンスを引き出せるだろうけど、それはみんな（ほかのチーム）にも同じかもしれない」。

◆キミ･ライコネン

グリッド=6番 / 決勝=12位
「このレースの結果にはガッカリしてるよ。いいスタートを切ったら（ケヴィン･）マグヌッセンとの接触で右リヤウイングにダメージを負ったし、それで余計にピットに入ることになったからね。そこでいい結果を残すチャンスはすべて消え去ったよ。そのアクシデントのあとはハンドリングも変わっちゃって、（パンクした）タイヤがフロアにダメージを与えちゃったから、ダウンフォースを失うことになったんだ。最初に使ったタイヤには苦労させられたし、最後のストップのあとに履いたミディアムはもっとよかったけど、そのときにはもう手遅れだったよ。問題がなければどうなっていたかを話すのは難しいよ。僕らのライバルたちはかなり速かったしね。ただ、たぶんフェルナンドに近い位置でフィニッシュできたはずだよ。ほんとにアンラッキーな一日だったけど、全体的にはパフォーマンスの改善ができたし、今週末のよかった面に集中して、来週のバーレーンに向けて改善していかないとね」。