メルセデス連勝、フェッテル+レッドブル復活!!
2014F1GP第2戦マレーシアGPは、連続ポール・ポジションからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)が独走優勝した。2位もメルセデスのニコ・ロズベルグだったが、セバスチャン・フェッテルが3位に入り、レッドブルの復調が証明された。
レースは、雨の心配の中でスタートしたが、終盤、微かにコースを濡らす雨がきただけで、混乱するほどの状況にはならず、ハミルトン+メルセデスは、スタートから揺るぎない独走で、自身シーズン初、F1で23回目の勝利を飾った。
トラブル続きで20番手からスタートしたケータハムの小林可夢偉は、非力なマシンにもかかわらず、スタートで16番手にジャンプ、以後も、脱落者を尻目に安定したペースで56周を走りきり、チームメイトのマーカス・エリクソンを従えて13位でゴールした。
災難だったのは2週間前の開幕戦で2位になったものの、規則違反で失格を宣告されたレッドブルのダニエル・リカルド。今回も、チームの先輩フェッテルの後ろの4番手で終盤を迎えたが、タイヤ交換に手間取ってピットで立ち往生、メカニックに押し戻され大きく遅れ、さらに押し戻された行為でペナルティを受けて後退、挙げ句は、フロントウィングを縁石で傷めるトリプルパンチ。破損したウィングがタイヤを擦ってさらに遅れ、結局完走できなかった。加えてピットでの行為により、今週末のバーレーンGPで10グリッドダウンのペナルティも受けてしまった。
終盤には、ウィリアムズのチームメイト同士の一騎討ちも観られ、見所満載のレースだった。
次の第3戦は1週間後の4月6日に、バーレーンのバーレーン・インターナショナル・サーキットで決勝レースが行なわれる。
◆2014F1GP第2戦マレーシアGPトップ10
1. ハミルトン+メルセデス
2. ロズベルグ+メルセデス
3. フェッテル+レッドブル
4. アロンソ+フェラーリ
5. フルケンベルグ+フォースインディア
6. バトン+マクラーレン
7. マッサ+ウィリアムズ
8. ボッタス+ウィリアムズ
9. マグヌッセン+マクラーレン
10.クビアト+トロロッソ
13. 小林可夢偉+ケータハム
Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team / LAT Photographic