サハラ・フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チーム【中国GP プレビュー】
【中国GP プレビュー】
◆セルジオ・ペレス
Q.セルジオ、バーレーンでポディウムに乗ってから1週間が経ちました。どうでしたか?
セルジオ・ペレス(以下、ペレス):バーレーンでポディウムに乗れたのはすばらしいね。最後にポディウムに乗ったのは大分前だから、また前の方で闘えるのは気分がいいよ。僕らは速いってわかってるし、この手でチャンスをつかむこともできたからね。このチームにとってすばらしい結果だし、僕の自信を高めてくれたよ。
Q.レース中のほとんどでチームメイト、それから終盤はレッドブルと闘っていましたね。
ペレス:本当にタフなレースで、リラックスできる隙がまったくなかったよ。ニコとはいいバトルができたし、僕はそれをエンジョイしたよ。レース終盤はハードで、セーフティ・カーに僕らの2ストップ作戦を台無しにされちゃってね。レッドブルにはタイヤのアドバンテージがあって、僕はもう少しでポディウムが遠ざかりそうだったけど、とにかくプッシュしてぺースを維持したよ。エンターテインメントが盛りだくさんだったし、このスポーツにとっていいレースだったんじゃないかな。
Q.ポディウムに乗ったことで、これからのレースに対する期待値が変わりましたか?
ペレス:ターゲットは前に進んでいくことで、改善し続けてもっとポディウムを狙っていくことだよ。バーレーンは週末通して何も問題なくマシンを開発できた初めてのチャンスだったし、僕の本当のシーズンスタートはそこから始まったって感じだね。今から考える必要があるのは、中国で僕らがどれだけ上手くやれるかってことだよ。同時に、僕らはF1はどれだけ状況がすぐに変わるかってことを知ってるから、舞い上がってるわけにはいかないね。
◆ニコ・フルケンベルグ
Q.ニコ、あなたは3レース終了現在、ランキング3位です。これまでで最高のシーズンスタートに満足しているのでは?
ニコ・フルケンベルグ(以下、フルケンベルグ):冬のテストのとき、もしも誰かが僕にこの位置に着けると教えてくれていたら、余裕で(レギュレーションが大きく変わった今年の状況に)耐えられただろうね。間違いなくサプライズだったし、チームとして3つの(レース)ウィークエンドを安定して最大限に活かすことができたよ。僕らにはいいパッケージがあること、(グリッド上の)フロントを目指してハングリーに闘い続けてるってことを証明できたよ。
Q.バーレーンではいくつかいいバトルがありました。闘ってみてどれだけ楽しめましたか?
フルケンベルグ:スタート位置(11番手)を考えれば、ポディウムをかけて闘えたのは満足だったよ。明暗はセーフティ・カーが分けたと思う。あれが僕らのぺースを著しくダメにしたからね。僕らは全ピットストップを終えてたし、チェコ(ペレス)のうしろの4番手ですごく上手くやれそうだったんだ。それで、セーフティ・カーのあとはみんな固まって走ってたからトリッキーな状況になってたし、最後の数周は本当にハードに闘わないといけなかったよ
Q.今週末の中国には何を期待しますか?
フルケンベルグ:難しいね。僕らはここまで違う特性を持つどのトラックでも上手くやってこれたんだ。だから、マシンは中国でも上手く機能してくれると確信してるよ。バーレーンでのテストのあとにそこに向かうし、上手くいけば、さらにもう少しパフォーマンスを引き出せるかもしれないね。だから、今回もポイントゲットも含めてコンペティティブな週末を狙えそうだよ。
【翻訳:STINGER】
顔写真提供:Sahara Force India