フェラーリ、ドメニカリの退任を発表!!
噂は本当だった。新代表は、元北アメリカ・フェラーリのCEO、マルコ・マッティアッチに。
フェラーリF1チーム代表のステファノ・ドメニカリが、代表を辞任したことを、スクーデリア・フェラーリが14日付けで公式にリリースした。
リリースには、4つの書類が添付されていた。ひとつは、ドメニカリが辞任したことを短い文書で伝え、同じく3行の文章で、北アメリカ・フェラーリのCEOだったマルコ・マッティアッチがドメニカリの後任として、チーム代表になること、そしてフェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモロのあいさつと、ドメニカリのあいさつがそれぞれ1枚のリリースとして届けられた。
ドメニカリは、辛い決断だったけれど責任を取ることを伝え、協力者各位への感謝とフェラーリがあるべきポジションに戻ることを切望していることを語り、最後に、ここ数年の努力が、結果として現れなかったことを残念に思う、と結んだ。
ドメニカリは、今年のフェラーリの不振についての責任を取らされるとのイタリア発の情報が流れていたが、先のバーレーンGPで、現場に立ち会ったモンテゼモロ会長が、”こんなに遅いフェラーリを観るのは耐えられない”として、レースの結末を見ずに帰ってしまったときから、この発表が行なわれるのは時間の問題と言われていた。
マルコ・マッティアッチ新代表
photos by ロッソ・ロッソ実行委員会(ドメニカリ前代表)
Ferrari S.p.A(マッティアッチ新代表)