サハラ･フォース･インディア･フォーミュラ ワン･チーム【スペインGP プレビュー】
【スペインGP プレビュー】
◆ニコ･フルケンベルグ
Q.ニコ、4レースを終えてランキング4位に位置しています。理想的なヨーロッパ･シーズンのスタートなのでは？
ニコ･フルケンベルグ（以下、フルケンベルグ）：今年の序盤戦をエンジョイできたよ。冬のテストのあとに僕らが期待してた以上の状況だと思うし、ポイントをゲットし続けられるのはいいことだね。僕は36ポイントで4位に着けてて、これはすばらしい成績だと思うよ。マシンはあらゆる部分がよく機能してるし、僕らはチャンスを最大限に活かすことができた。現時点での一貫性はきっと強みの一つだね。
Q.強力なシーズンスタートでチーム内の雰囲気は変化しましたか？
フルケンベルグ：このチームはいつもハングリー精神を持ってて、今もそれは変わってないと思うよ。僕らは（コンストラクターズの）チャンピオンシップで3位だし、ここに留まりたい。冬のあいだのハードワークが功を奏してるけど、僕らは、F1は常に開発競争だってことと、ものごとが1回の（レース）週末からその次で変わることもあることもわかってる。だから、僕らのいいポジションを維持するために、ハードワークをこなしていかないといけない。
Q.次はバルセロナです。このトラックはチャレンジングになると思いますか？
フルケンベルグ：たとえ僕らが隅から隅までよく知ってる場所だとしても、タフでトリッキーなサーキットってことは変わらないし、マシンのバランスを最適にすることが特に重要なサーキットの一つだね。シッカリしたマシンに仕上げられなければ、ラップタイムに大きく影響するよ。バルセロナは最初と2番目のセクターに高速コーナーがあるから、ダウンフォースの真価を試すことになるんだ。低速コーナーがあるラップの最後のパートではトラクションも重要で、そこをシッカリしておく必要があるね。
◆セルジオ･ペレス
Q.セルジオ、F1はヨーロッパに向かっています。バルセロナへの準備はできていますか？
セルジオ･ペレス（以下、ペレス）：たくさんのクラシックなサーキットでレースするためにヨーロッパに戻るのが大好きなんだ。バルセロナはエンジョイしてきたし、僕にとってはカレンダーのなかでベストなサーキットの内の一つだよ。いくつかすごく長い高速コーナーもあるし、すべての要素を兼ね備えてるんだ。体力的にタフで、右に曲がるコーナーが多いから特に首が辛いけど、F1のマシンで走るのは楽しい場所だよ。各チームが新しいアップデートを持ち込む場所でもあるから、ここでみんながどんなパフォーマンスを見せるのか確認するのが楽しみだよ。
Q.サハラ･フォース･インディアのドライバーとして4レースを闘いました。ここまでの状況に満足していますか？
ペレス：ある面では満足してる。バーレーンでのポディウムはすごく重要だったね。チームをシッカリ把握する助けになったし、僕らがお祝いできるなにかを与えてくれた。同時に、もっと改善できると思うし、まだパフォーマンスを完全に引き出しきれてないと感じてる。すべてが完璧に機能したのはバーレーンだけだったしね。もし、もっとそういうふうな週末を送れるようになれば、もっとすばらしい結果にできるだろうね。
Q.今年のレースをエンジョイしていますか？ 予想以上にチャレンジングでしょうか？
ペレス：去年より難しくも簡単でもないよ。とにかく全然違うからね。グリップは違うし、音も違うけど、それでもF1のマシンだし、レーシングな要素はこれっぽっちも変わってないよ。4つのレースをこなして、僕には（今年の変更が）もう当たり前のことになっちゃってるよ。
【翻訳：STINGER】
顔写真提供：Sahara Force India
