マクラーレン・メルセデス【スペインGP プレビュー】
◆ジェンソン・バトン
「F1のシーズン初期にヨーロッパに戻るのは僕にとっていつも楽しいときだよ。パドックはお馴染みの顔ぶれで埋め尽くされるし、旅路も短くなって、これからの5ヶ月、僕らが生活して仕事するチームのモーターホームもある。またその季節がやってきたんだ」。
「(ヨーロッパ・ラウンドの始まりは、)いつもちょっとシーズンを仕切りなおすような感じだし、僕らにとって大事な(レースの)ひとつだよ」。
「カタルーニャ・サーキットはどんなマシンにとっても要求の厳しいトラックだね。長くて広いコーナーがあるから空力のパフォーマンスが重要になるし、そこは現時点で僕らに足りない部分なんだ。つねに、コンペティティブなマシンは光る場所だけど、速さが足りないマシンは苦戦する」。
「僕らにとっては新しいパーツをサーキットに持ち込むのは簡単じゃないよ。マシンを理解して、その未知の領域を引き出さないといけないし、そうやって把握したことをパフォーマンスの次の大きなステップに役立てないといけないからね。僕らのマシンはまだ(開発)初期の段階にあるし、僕らにとっては、もっと状況をしっかり把握するために取り付けるパーツが不足してる。役立つ方向性を見つけて、僕らのやり方で信頼性を高めて、プッシュして進めていくよ」。
「僕らはこのチームがシーズン通してマシンを開発する能力があるってことを知ってるから、それを信じて、またすぐにプッシュして前に進んで行きたいね」。
◆ケヴィン・マグヌッセン
「チームとして、いくつか難しいレースを経験したし、僕らはスペインでは運が味方してくれることを期待してスペインに向かってるよ。僕らが中国で直面した問題は確かに僕らにデータと変更に必要な刺激を与えてくれたから、金曜日にまたマシンに乗って、僕らがステップを踏めたかどうかを確かめたいよ」。
「カタルーニャ・サーキットはすばらしいトラックだし、僕がすごくエンジョイできる場所なんだ。去年の10月に出たワールドシリーズで両方のレースとも勝ったし、今回、F1のマシンで走るのが楽しみだよ」。
「それから、レース後の(インシーズン・)テストが役に立つと思う。バルセロナはカレンダーの中で空力面が一番重要になるサーキットで、マシンを評価して改善するにはこれ以上の会場はないよ」。
【翻訳:STINGER】
顔写真提供:McLAREN MERCEDES




