ケータハム・F1・チーム【スペインGP プレビュー】
◆小林可夢偉
「(中国が終わって)数週間リチャージして、みんなよく知ってるバルセロナで仕事を再開しますけど、最近のF1では珍しく、今年はプレシーズン・テストでそこを走らなかったんで、今年は今回はじめて行くことになります。いつも上手く行ってるトラックで、特に2012年のレースは、(ジェンソン・)バトンと(ニコ・)ロズベルグとすごくいいバトルができて5位になりました。また2人とバトルをしたいですけど、今年はそれがまったく現実的じゃないことはわかってます。ただ、少なくとも前の2チームとバトルすることを狙って行きますし、投入する新しいパーツがそれを助けてくれるはずです」。
「アップデートはフロント、リヤ、フロアを持ち込みます。それらのパフォーマンスを最大限に引き出すカギは、トラックでの時間を最大限に使うことなのは明らかで、今回も強力な信頼性が重要になります。僕らとルノーが最初の4戦を通してどれだけ改善できたのか確認できたはいいことで、それをバルセロナと、それからシーズンを通してそれを続けることを狙ってます。特に、週末通して完璧なセットアップをする助けをすることが重要です」。
◆マーカス・エリクソン

「スウェーデンの家に戻っていい2週間の休みを過ごせたけど、今はトラックに戻りたいし、スペインはそれをやるには最高の場所だよ! 今年のレースの中で初めて僕がよく知ってるトラックだから少しアドバンテージになるし、その知識は間違いなく金曜日の最初の走行の役に立つよ。それに、フリー走行1の初めから効率的にラップを攻めることができるってことだね」。
「それはどのレースでも重要なことだけど、特に今週末は新しいパーツが届くし、金曜日にそれらを取り付けて僕らの走行プランを完了することが重要になるし、そこで最速のラップタイムがどれだけなのかがハッキリわかるだろうね。今年はすべてのレースでトラックの作業に加えてリーフィールド(チームの拠点)ではシミュレーターも使ってて、シミュレーターのソフトは僕らにもっとデータを与えてくれるし、スペインに焦点を合わせている間もファクトリーでは僕らをさらに助けるためのハードワークがあるだろうね。前回、最後にバルセロナでGP2のレースをしていた時よりも応援は明らかに大きくなってるだろうけど、僕にとってはすべてが僕の成長につながることで、また仕事を再開するのが待ちきれないよ」。
【翻訳:STINGER】
顔写真提供:CATERHAM F1 TEAM / LAT Photographic




