GP2で佐藤公哉と伊沢拓也、苦戦!!

苦戦中の佐藤公哉(上)と伊沢拓也。レースでは、異なる展開が期待される。
2014F1GP台5戦スペインGPのサポートイベントとして、バルセロナのカタルニア・サーキットで開催中のGP2第2大会は、9日金曜日にフリー走行を予選を行なったが、日本の二人は、苦しい闘いを強いられている。
フリー走行では、佐藤公哉が、トップタイムを記録した開幕戦の第2レースウィナーのパーマーから1.5秒送れの17番手、伊沢拓也は、最下位だった。
予選では、佐藤公哉がポールタイムのリシェルミの0.9秒落ちの17番手、伊沢拓也は、1.15秒落ちの23番手グリッドから、土曜日のレース1をスタートする。
レース1は、途中でタイヤ交換が義務づけられているが、会場のカタルニア・サーキットは、粗いアスファルト路面と高速コーナーの連続で、左側タイヤへのストレスが大きくなる。特に左フロントタイヤの磨耗が激しくなり、タイヤマネージメントが結果を左右する。伊沢拓也は、スーパーGTでの経験が豊富であり、マネージメントのノウハウを活かせれば、予選とは異なる展開が期待できるかもしれない。
佐藤公哉も、昨年からのAUTO GPで、傑出したレース運びの巧さを持っていることを何度も見せていることから、どんなレースを展開するか注目されている。
レースは2回行なわれ、レース1は、10日土曜日15時40分(日本時間22時40からの37 周、日曜日のレース2は、レース1の結果の上位8台のリバースグリッドで、10時35分(日本時間17時35分)から26 周で行なわれる。レース2はタイヤ交換の義務づけはない。
photo by GP2




