F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「スタートと1周目でかなりタイムをロスしちゃったし、2回目のピットストップで戦略に影響したんだ」。

「前のマシンよりも速かったから、最初の2スティントは改善してるように感じてた。だけど、2回目のストップを早めに済ますギャンブルに出て、それでフォース･インディアの1台の前に出られると思ってたんだけど、ダニール（･クビアト）のトロロッソが僕についてきて、ピットレーンで彼が通過するまで待たされて、僕はそれでピットを出るのが数秒遅れちゃったんだ」。

「それでピットから出るとルイス（･ハミルトン）の前だったけど、抜かれて周回遅れにされたよ。彼は古いタイヤを履いてて、僕は新品のタイヤだったけど前に行かせないといけなくて、そこでもまた少しタイムをロスすることになった」。

「それでも、今日は役立つ何かを学べたと思う。僕は来週のテストのためにここに残るから、上手くいけばもう少し学んでさらに改善できるかもしれないね。テストは役に立つはずだよ。モナコに向けて大事なことじゃないけど、それは2〜3戦先のレースで活きてくるはずだよ」。

「中段はものすごくタイトだから、小さな改善でも違いを生むことになるよ」。

「今日はなかなかのハードワークだったよ」。

「いいスタートを決められたし、1周目はすごくよかったんだ。それで、ターン13に入るとき、ジェンソンとサイドbyサイドになって、ワイドに広がってマーブル（タイヤかす）の上を走ちゃったよ。コースに戻るとセバスチャン（･フェッテル）は僕が見えなくて、軽く接触しちゃったんだ」。

「14番手から追い上げるのが難しいことはわかってた。中段はすごくタイトだし、前に出るのがものすごく難しいね。それに今日はオプションとプライムのあいだに違いは少なかったし、ポジションを上げるうえで、ほかと違う戦略をとることができなかったよ」。

「（予選で出た問題が起きてなくて、）もしもいい位置からスタートできてれば、今日はポイントをゲットできてたはずだよ。そういうわけで、今日の結果以上のことは僕らにできなかっただろうね」。