ケータハム・F1・チーム【スペインGP(日)】
天気:
レース:くもりでドライ、気温/路面温度23℃、気温37℃(スタート時)、22℃/ 38℃(33周目)、21℃/ 36℃(66周目)
レース:くもりでドライ、気温/路面温度23℃、気温37℃(スタート時)、22℃/ 38℃(33周目)、21℃/ 36℃(66周目)
結果:
小林可夢偉
23周目:1回目のピットストップでミディアム・タイヤに変更
小林可夢偉
23周目:1回目のピットストップでミディアム・タイヤに変更
順位:リタイヤ
ファステストラップ:1:33.064 (25周目)
ファステストラップ:1:33.064 (25周目)
マーカス・エリクソン
18周目:1回目のピットストップでミディアム・タイヤに変更
40周目:2回目のピットストップでハード・タイヤに変更
40周目:2回目のピットストップでハード・タイヤに変更
順位:20位
ファステストラップ:1:33.350 (54周目)
ファステストラップ:1:33.350 (54周目)
◆小林可夢偉(CT05-#03)
グリッド=20番 / 決勝=リタイア
「スタートはかなりよくて、1周目の終わりまでに(マックス・)チルトンをパスして18位までポジションを上げたんですけど、(パストール・)マルドナドと(ジャン-エリック・)ヴェルニュをうしろに留めておくことができなくて、5周目までにはポジションを奪われたんで、僕自身のレースに集中しました。クルマはいい感じでしたけど、週末通して出てるトラクションの問題が出てたんで、まだちょっとてこずってるんですけど、スタート時に履いてた1セット目のミディアム・タイヤのデグラデーション(性能劣化)のレベルはよかったんで、第1スティントをかなり長く走れました。それで、23周目には別のミディアムに履き替えるためにピットに戻りました」。
「クルマの感触は2セット目のタイヤでもっとよくなって、前の(ジュール・)ビアンキに対してタイムを詰めていったんですけど、44周目のターン1に入るときに左フロントのブレーキングが利かなくて、ギリギリ壁にぶつからなかったっていう、かなりヒヤッとする場面がありました。それが僕のレースと難しい週末の終わりでした。僕らには、単純に狙い通りのパフォーマンスがないですけど、変更を加えたところがこれからの改善に役立ちますし、チームは改善するためにこれまで以上にハードワークをこなしてくれてます。ここで(今週)2日間のテストもありますし、そこでこのスペインに持ち込んだ新しいパーツのことをもっと学ぶ役に立ちます。なので、次のモナコで反撃するつもりです」。
◆マーカス・エリクソン(CT05-#01)
グリッド=19番 / 決勝=20位

「ラインを外して、可夢偉と共に19番手に上がれたことに満足してたんだけど、その後ターン13の進入でマルドナドが僕を抜こうと激しく接触してきたんだ。彼の動きは、僕と彼、2台ともリタイヤしてしまうリスクがあったものだったけれど、幸運なことにマシンは大丈夫だったし、22位まで後退したけど、レースを続けることができたんだ」。
「序盤の僕自身のペースは良かったけど、マシンのバランスがよくなかったから、マルドナドが僕にあたってきたときに、かわされてしまったチルトンに対しては何もすることができなかったよ。高速コーナーではアンダーステアが凄く出てたけど、低速コーナーじゃ反対にオーバーステアがひどくて、そのせいでプッシュすることができなかったよ」。
「2セット目のミディアムタイヤを履いて長いスティントを走ったんだ。40周目までそのタイヤでプッシュして、新しいハードタイヤに交換し、チェッカーまで走りきるために2回目のピットストップを行ったよ。そこからはしっかり最後まで走りきって、タフなレース週末を終えることに集中した。僕にとっては、また新たなグランプリを経験して、また新たに学ぶ機会があった。僕たちは改善できるとわかってるから、今までにないくらいポジティブだし、2週間後にある僕自身初めてのモナコでのF1レースに興奮してるよ」。
【翻訳(可夢偉):STINGER】
【翻訳(エリクソン):Atusi Kitami】
顔写真提供:CATERHAM F1 TEAM / LAT Photographic




