【可夢偉コメント全録】カナダGP木曜記者会見
サッカーよりも、自分の仕事に集中したい?
5日(木)にカナダ-モントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでおこなわれた、木曜日恒例のドライバー記者会見にケータハム・F1・チームの小林可夢偉が参加した。
今回の会見で可夢偉はチームの現状とサッカーのワールドカップについて語った。
Q.可夢偉、あなたはこのモントリオールで2度ポイント・フィニッシュを決めていますが、前戦のモナコでマルーシアが出した(ポイント・フィニッシュという)結果に対してケータハム・チームの反応はどんなものでしたか? それはポイント獲得の可能があったということで励みになったのか、それともそのポジションを逃したことに対する懸念でしょうか?
小林可夢偉(以下、可夢偉):僕らにとってモナコの結果はちょっと苦痛でしたけど、少なくとも、僕らはマルーシアがアップデートで大きなステップを踏んだことはわかってます。なので、僕らはたぶん、(マルーシアに)いい仕事をしたと言うべきだと思います。僕らは、もちろん仕事をこなす必要があると思います。モナコで起こったことは、ちょっと・・・おかしいと思います。ただ、少なくとも僕らはFIA(国際自動車連盟)と一緒に(マルーシアのビアンキとの接触を)チェックしましたし、もう終わったことなので、それについて言うことは何もないです。少なくとも、僕らは初ポイントを目指してアップグレードをいくつか持ち込んでます。
Q.では、今シーズン、ケータハムが進むべき道はどのようなものでしょうか?
可夢偉:F1チームが毎日(いい方に変化をするのは無理です。僕らは進歩してます。もちろん、僕らにとってはラクな状況ではないですし、現時点では難しい状況になってますけど、チームのみんなは本当に一生懸命に仕事をこなしてくれていて、僕らが前進できることはわかってます。僕らにはもう少し時間が必要で、今シーズン、僕らはもう少ししたらどうなるかを楽しみにしてます。
Q.もうすぐサッカーのワールドカップが開幕します。あなたの国も参戦してると思いますが、サッカーにどれぐらい興味がありますか? 全試合を観戦するのか、それともまったく興味がないでしょうか?
可夢偉:僕ですか? サッカーについて? あんまり注目してないんで、(ワールドカップの情報を)追わないと思います。僕が知ってることは、(世界ランク46位の)日本はそんなに強くないってことで、あんまり(わからないです)……。
【翻訳:STINGER】
Photo by CATERHAM F1 TEAM / LAT Photographic