インフィニティ・レッドブル・レーシング【オーストリアGP プレビュー】
【オーストリアGP プレビュー】
◆セバスチャン・フェッテル
「レッドブル・リンクにはいい思い出があるよ。13歳のときに初めてあそこを走ったんだ。アウィンガー・ファミリーとしてフォーミュラ・カーをテストするチャンスがあってね。カート時代だったから、大きなステップだったね。完全にはじめての体験だったし、慣れるまで時間がかかったよ。そこでレースができるなんて、すごく嬉しいよ。サーキットはかなりいいよ。トラックだけじゃなくて、すべてのエリアがね。サーキットは自然の美しい景色の中にあって、そこには気が散るような要素はそんなにないし、とにかくレーシングがすべてだよ。レッドブル・リンクは短いトラックで、コーナーも少ないけど、それでもチャレンジングだよ。それから、かなり高低差が変化するから、走るのが楽しいね。グランドスタンドからはどこからもすばらしい眺めが楽しめるから、ファンはすばらしい時間を過ごせるハズだよ」。
◆ダニエル・リカルド
「カナダですばらしい週末を過ごしたあとにレッドブルのホームレースに向かうなんて最高だよね。レッドブル・リンクを走ったのは基本的にはオーストリアGPでこれから見られるような”攻め”の走りができないフィルミング・デイ(テスト以外で現行マシンの走行が許されるプロモーション撮影)で数周走っただけなんだ。さっぱりしたサーキットで、長くないし、コーナーもそんなにないけど、そこにあるものはいいものだね。ターン1はアップヒルでクールだし、タイトに見えるけど、実際はそうじゃない。ターン2はかなりタイトな右回りのコーナーで、アップヒルだし逆バンクになってる。それで、残りのレイアウトはずっと下っていく。新しいレースだけど、レースの歴史がある場所だから、かなりヘンな感じだね。山の上までたくさんの観客が見に来てくれるだろうし、復活するオーストリアGPにとって、本当にいいスタートになりそうだよ」。【翻訳:STINGER】
顔写真提供:Infiniti Red Bull Racing / Getty Images




