マクラーレン・メルセデス【オーストリアGP(金)】
◆ジェンソン・バトン(MP4-29-04)
フリー走行1=5位 / フリー走行2=7位
「僕らにとって比較的建設的な一日だったよ。僕らはカナダでも出てたように、まだスーパーソフトのグレイニング(ささくれ磨耗)にてこずってるけど、プライムはショートランもロングランもよさそうだね。僕らの狙いは前進することで、このトラックは僕らのマシンに合ってないから、前にいるチームに対してあんまり離されないようにしないとね。最終的には、コンストラクターズの戦いで前にいるチームに仕掛けて行けたらナイスだよ」。
「今夜はたぶん、ドライバーズ・ミーティングのときのいくつか話すことになりそうだよ。ピットの入り口があるターン8はトリッキーだったからね。ピットに入ろうとしてる誰かのアウトサイドを回ろうとしたら、マーブル(タイヤかす)を踏んじゃって、そのまままっすぐ進んじゃってね。だからちょっと確認してもらう必要があるよ」。
「それから、ターン8の出口は調査の必要がある。一見、4輪全部をコースの外側に出して走ったほうが速そうだけど、あれは結構危険だよ。アスファルトから出ちゃうし、トラックに戻る前に芝生の上を走らないといけないからね」。
「それで今日は楽しかったよ。ここみたいな高速トラックを走るのはいつでもナイスだからね。カレンダーにはこの手のサーキットがあんまりないからね。すごくリラックスできたし、伝統的な部分もあって、いい組み合わせだよ。僕らは魅力的なモナコや、モントリオールとかシンガポールみたいな街中でのレースが大好きだけど、こういった伝統的なトラックも捨てがたいね」。
◆ケヴィン・マグヌッセン(MP4-29-01)
フリー走行1=9位 / フリー走行2=9位
「いくつかナイスなコーナーもあるし、急勾配での面白いチャレンジがって、すごくクールなトラックだね。高速コーナーとへヴィ・ブレーキング・ゾーンがあるし、間違いなく僕が好きな種類の場所だよ」。
「それから、マシンは高速なセクションもそこまで悪くない。明日の走行の前に見ておかないといけない部分があるけど、ポジティブな一日だったよ。僕らはまだ、今日の空力テストの結果を詳細に確認する必要があるんだ。それに、明日僕らがどの位置にいるのかって言うことに対してハッキリした考えがある。だけど、マシンの感触はいいし、満足してるよ」。
「ターン8はちょっとトリッキーだね。ピットに入るとき、コーナーの前で右側を走らないといけないし、そうなるとエイペックスをゆっくり走らないといけないから、今夜のドライバーズ・ミーティングで話すことになりそうだよ」。
【翻訳:STINGER】
顔写真提供:McLAREN MERCEDES




