2014 F1GP第8戦オーストリアGP予選–マッサ+ウィリアムズ、久々!!
ウィリアムズの フェリペ・マッサが、6年ぶりのポール・ポジションを奪った。2位もウィリアムズのバルテリ・ボッタス。白いウィリアムズがフロントローに並んで、日曜日のオーストリアGPをスタートすることになった。
ここまで別格のスピードを持っていたメルセデスは、前戦のカナダで2台がトラブルに見舞われ、優勝をレッドブルのダニエル・リカルドに譲っていたが、オーストリアでも、フリー走行からウィリアムズが食い下がり、僅差のポジションで予選が始まった。
オーストリアのシュピールベルクの丘陵地帯に広がるレッドブル・リンクは、コントロールがシビアになった今年のF1マシンにとって、コーナーのつながりが攻略を難しくしている。スピードが高くなるほどその難易度がアップする。その罠に、メルセデスの2台が嵌まった。
メルセデスのルイス・ハミルトンは、最後のアタックでリヤになんらかのトラブルがあったか、ブレーキングでスピン!! 直後を走っていた同僚のニコ・ロズベルグも、アタックを阻害され、タイムアップならなかった。
フェリペ・マッサのポール・ポジションは、2008年のフェラーリ時代以来6年ぶり。「ブラジルはサッカーのワールドカップに沸いている。ブラジルが優勝してほしいけど、こっちも明日の決勝をいいレースにしたい」とコメントした。
小林可夢偉+ケータハムは、ジュール・ビアンキのマルーシアに0.26秒遅れで20番手のグリッドに決まった。
決勝レースは、22日日曜日の14時(日本時間21時)にスタートする。
Photo by Williams