マルーシア・F1・チーム【オーストリアGP(日)】
【オーストリアGP 決勝】
◆ジュール・ビアンキ(MR03-01)
グリッド=18番 / 決勝=15位
「1ストップ戦略を機能させるには簡単なレースではなかったけど、何とか成し遂げたし、レースのデキには満足してるよ。スーパーソフト・タイヤを履いた小林(可夢偉)のペースについていけなくなるまでは素晴らしいスタートを切って、後ろのグループを抑えておくことができたんだ。小林はソフトタイヤを履いた僕に襲い掛かってきた。彼は、僕を抜くことができたんだ。戦略を信頼しないといけなかったし、40周目の終わりまで、できる限り長くプライム・タイヤで走らないといけなかったよ。スーパーソフト・タイヤを履いた時には、彼(可夢偉)を、すぐに捕えられたし、抜くこともできた。その後、いくつかマージンを持って彼を引き離すことができたし、全てがうまく機能してたよ。レース終盤では(ロメイン・)グロジャンとのギャップを縮めることもできたけど、時間切れだったよ。それでも15位っていうのは素晴らしい結果だし、今日はチームに良いパフォーマンスをもたらすことができて、満足してるよ。素晴らしい戦いができたし、望んでた通り、前を走るマシンとも戦うことができた。2週間の間に僕たちのホームであるシルバーストンでのレースで、もうコンマ数秒見出すことができると期待してるよ」。
◆マックス・チルトン(MR03-02)
グリッド=21番 / 決勝=17位
「エリクソンを抑えることができたので、今日は、素晴らしい戦略を取ることができたし、レースの後半では、小林との差を詰めることができたよ。2回目のスティントは本当に素晴らしかったし、(可夢偉との)ギャップはたったの2秒差まで縮まってたけど、残念なことに時間切れだったね。今日は、グリッドの最後尾からスタートしたけど、全体的に17位という順位には満足しているよ。ポジティブな形で週末を終えることができたけど、後ろのマシンではなくて、前を走るマシンに集中していかないといけないので、次のレースで、少しポジションを挽回する必要がある。次のラウンドは、チームや、僕にとってのホームレースなので、必要としているポジションに、戻ることができる様に、もう少しペースを見出せるのを期待しているよ」。
【翻訳:Atusi Kitami】
顔写真提供:Jiri Krenek