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メルセデス復活!!–F1GP第8戦オーストリアGP

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強いメルセデスが戻ってきた。グリッド最前列を独占してフロントローからスタートした2台のウィリアムズを、スピードと作戦で逆転、ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンが1-2フィニッシュを飾った。

ニコ・ロズベルグは、シーズン3勝目。通算6勝目となり、父のケケ・ロズベルグの記録を越えた。メルセデスの1-2フィニッシュは、今シーズン6度目。ロズベルグはここまでの8戦を、優勝3回2位5回を記録し、優勝4回2位2回のハミルトンに29点の差をつけてポイントをリードすることになった。

3位は、F1初表彰台のウィリアムズのバルテリ・ボッタス。初々しい表情で、表彰台でインタビューを受けた。ポール・ポジションのフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)は、4番手に甘んじた。

レースを分けたのは、ピットのタイミングだった。ウィリアムズは護りのレースの作戦だったが、その戦略をが優勝の可能性をなくす結果になった。

ハミルトンとロズベルグは、ドライビングの力とスピードでハミルトンが上と見られていたが、ここ数戦で、ロズベルグが、レースに勝つには速さだけではないことを証明しつつある。

レッドブルが投資して所有するレッドブル・リンクは、近代的施設で生まれ変わったが、コース・レイアウトから、1周をまとめるのが非常に難しいサーキットであることを証明するレースの舞台となり、スパや鈴鹿のように、マシン性能とドライバーの能力が問われるサーキットとして、再認識させた。

ディフェンディング・チャンピオンのセバスチャン・フェッテルは、レッドブルの地元のレースでトラブルに見舞われ、シーズン3度目のリタイアを喫した。

小林可夢偉+ケータハムは、20番手からすタートし、我慢のレースを16位で完走した。

次のF1GP第9戦は、シルバーストンのイギリスGP。7月6日に決勝を迎える。

◆2014F1GP第8戦オーストリアGPトップ10
1. ロズベルグ+メルセデス
2. ハミルトン+メルセデス
3. ボッタス+ウィリアムズ
4. マッサ+ウィリアムズ
5. アロンソ+フェラーリ
6. ペレス+フォースインディア 
7. マグヌッセン+マクラーレン
8. リカルド+レッドブル
9. フルケンベルグ+フォースインディア
10. ライコネン+フェラーリ
16.小林可夢偉+ケータハム



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1位レッドブル・レーシング860ポイント
2位メルセデス409ポイント
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