STINGER モーターナビ 6月23日号
ポルシェ、米国調査機関の品質調査で最高評価を獲得
【企業情報】
◆ポルシェ、J.D.パワー社の「初期品質調査」で最高評価を獲得◆
ポルシェは6月19日(木)、米国マーティング調査機関のJ.D.パワー社による「初期品質調査」において、昨年に続いてポルシェが総合1位を獲得し、、最高品質のベンチマークとなったことを発表した。
今回の調査では32メーカー、239モデルを対象に、8万6千人以上のオーナーが参加して実施された。
ポルシェは今回、初めて4つのモデルレンジ全てで、各セグメントのトップを獲得した。911シリーズは、「ミディアムサイズのプレミアムスポーツカー」部門で3回連続で最高ランクを達成した。
さらにボクスターは昨年同様に「コンパクトプレミアムスポーツカー」部門で1位に輝き、ミッドシップクーペのケイマンも最高評価を獲得した。
また、パナメーラは、総合1位だけでなく「ラージサイズプレミアムカー」部門でも最高ランクを獲得した。SUVであるカイエンも好調で、部門2位を獲得。
この市場調査では、調査結果から生産拠点も評価しており、欧州 / アフリカの工場評価で、ポルシェのライプツィヒ工場も1位を獲得している。
Photo by Porsche Japan KK.
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◆マセラティ、創業100周年特別展示がモデナで開幕◆
マセラティは6月19日(木)、同社の100年の歴史を回顧する初の特別展示が、イタリア、モデナの「エンツォ・フェラーリ・ミュージアム」で開幕した。
「マセラティ100 – 純粋なるイタリアン・ラグジュアリー・スポーツカーの世紀」と銘打った今回の展示は、歴史的なロードカーおよびレーシングカーを展示する。
2015年1月までの開催期間中、21台のモデルが常設展示され、半年間で合計約30台を公開する。会場は19台のプロジェクターを用いて魅力的な演出を行い、車両の歴史的価値からも、これまでのマセラティの展示の中でも類を見ない規模とクオリティを誇る。
開会式には、マセラティCEOのハラルド・ウェスターと、フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼーモロが出席。さらにエットーレ・マセラティとエルネスト・マセラティの息子であり、従弟同士のカルロとアルフィエーリも臨席して開催された。
Photo by Maserati
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