F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「オーストリアではまた1-2フィニッシュできたのはチームにとってはすばらしいことだし、今シーズン、僕らを首位に立たせ続けるためにハードワークをこなしてくれてるみんなをすごく誇りに思うよ。もちろん個人的に望んでた結果じゃなかったし、あの時は明らかに僕のペースを活かすことができなかったのはガッカリだよ。だけど、最後に2位に戻れたから、ダメージを最小限に留めることができたよ。シルバーストンは僕にとって間違いなく特別なレースで、そこで受けられる応援はとにかくすごいんだ。イギリスのファンは世界最高のファンだし、どんな天候でも、どんな結果だろうと、観に来てくれた数千人のファンが応援してくれるのには頭が下がるよ。2008年にウェットのレースを勝ったんだけど、あれはとにかく最高の気分だったよ。最後は（2位との）ギャップを60秒ぐらいつけたハズで、3位までの全員を周回遅れにしたのは普通じゃなかったね。そんなレースができるなんて期待もしてなかったし、夢にも思わなかったよ。とくに、ホームGPでそれができるなんてね。あれは僕のキャリアで最高の思い出の一つだよ。ホームの観客の前で金のトロフィーを掲げたいし、今年もまたそれを手にすると決心したよ」。

◆ニコ･ロズベルグ
「先週末のオーストリアは、僕らにとってもラクじゃなかったレースの一つだったから、優勝して、さらにチームのために1-2フィニッシュしてオーストリアを発てたことに満足してる。サーキットの雰囲気はすばらしいし、ドイツにもすごく近いから、僕にとってはほとんどホームレースって感じだよ。去年は勝つことができたから、シルバーストンも僕にとって特別な場所だよ。あのとき誕生日に近かったから、レースのあとにすごくクールな経験ができてね。トラックのイベントが終わったあと、ロックバンドなんかが来てファン･フェスティバルをやるから、僕はほとんど毎年それを見に行ってて、そのときは簡単なインタビューがあったからステージに上がったんだけど、そしたら観客全員がハッピー･バースデーを歌ってくれたんだ。すごくクールだったよ！ イギリスのファンは本当にファンタスティックだね。だから個人的にシルバーストンに行くのを楽しみにしてるし、今回はチームのためのレースだよ。（ファクトリーがある）ブラックリーとブリックスワースで働く数百人の人たちにとってもホームレースだし、彼らは週末通してその家族や友達と一緒に駆けつけてくれるだろうね。いいショーを見せたいし、今シーズンのハードワークをこなしてくれた彼らのために、可能な限りの結果を残したい」。