可夢偉、「とにかく自分の仕事に集中するだけ」
厳しい状況でもベストを尽くしたいと可夢偉。
ケータハム・F1・チームが売却されるという見方が強まっている中、それでも可夢偉は自身の仕事に集中しようとしている。
イギリスでF1を放送するスカイスポーツが27日(金)に報じた記事の中で、可夢偉はチームの現状と自身にできることを次のように語った。
「そのこと(チーム売却)に関しては詳しく見てません。もちろん、そういう状況になることは望んでないです。僕は走るためにここにいます。僕は(チームの状況を)何も変えることはできません。資金やスタッフを用意することもできません」。
「財政的に、僕らはかなり難しい状況にいると思いますけど、僕にできることは何もなくて、とにかく自分の仕事に集中するだけです。実際、それが僕の仕事の一つなので。可能な限りいい結果を出すためにガンバります」。
「とにかく、誰かがチームを助けてくれることを望んでます。僕に言えるのはそれだけです」。
「もちろん、中段のチームの誰かとポイントをかけて闘いたいです」。
「トップから5秒とか4秒遅く走りたくないですよ。同じカテゴリーじゃないみたいです」。
「かなり厳しいですね」。
チームの売却に関しては、ケータハム・グループの株主で、共同チェアマンを務めるトニー・フェルナンデスは否定をしていたが、先日突然ツイッターのアカウントを削除し、最後に投稿されたメッセージの中には、チームの売却を示唆する、「F1は上手く行かなかったが、ケータハム・カーズを愛している」という一文が含まれていたため、チームを売却するという見方が強まっている。
Photo by CATERHAM F1 TEAM / LAT Photographic