サハラ・フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チーム【イギリスGP プレビュー】
【イギリスGP プレビュー】
◆ニコ・フルケンベルグ
Q.ニコ、オーストリアのレースはどうでしたか?
ニコ・フルケンベルグ(以下、フルケンベルグ):僕らはたぶん、まだ真のパフォーマンスを発揮していないだろうね。マシンのバランスにてこずってたし、それがタイヤに影響を及ぼしてたと思う。またポイントをゲットできたのはよかったけど、オーストリアで出てきた問題を解決できれば、もっと引き出せるものがあるハズだよ。
Q.シルバーストンはチームのホームです。イベントをどれだけエンジョイしていますか?
フルケンベルグ:間違いなく僕の好きなレースの一つだよ。前戦のオーストリアは満員だったし、シルバーストンもそうなるんじゃないかな。ファンはすばらしいし、レースにはたくさんの歴史があるからね。チームのホームだし、ファクトリーのみんなとも会って、彼らと長い時間一緒にすごせるし、それはいつもできることじゃないからね。この週末のフィーリングはいつもすばらしいよ。
Q.トラックについて教えてください。それから、ハード・コンパウンドでどこまでやれると思いますか?
フルケンベルグ:レイアウトの高速な部分はどのドライバーもエンジョイしてるし、それはドライバー次第だね。コーナーをすべてスムーズに抜けて1周できたときの気分は最高だね。ハード・コンパウンドがどれぐらい僕らに影響を与えるかはわからないけど、ポイントをゲットし続けたいね。
◆セルジオ・ペレス
Q.セルジオ、オーストリアではすばらしい走りで6位でした。レースはどうでしたか?
セルジオ・ペレス(以下、ペレス):僕らにとってすごく強力なレースだったし、重要な結果だったよ。僕らにはポディウムをかけて闘えるぺースがあると思うけど、状況を考慮すると、僕らはいい仕事をしてるんじゃないかな。僕らの立ち位置を考えれば、レースで最大限のパフォーマンスを引き出せてると思う。第1スティントはプライム・タイヤを履いて走ってたから、特にいいスタートが切れたことは重
要だよ。そのおかげで、あの午後は勇気付けられたよ。
Q.この2戦で光るものを見せ、先頭集団の中で闘っていましたね。チームのアプローチは明らかに上手く行っているようです。
ペレス:僕らのアプローチは、70周のレースをいかにコンペティティブにこなすかってことなんだ。ここ数戦、チャンスがなかったモナコを除いて、僕はすごく上手くやれてる。目指すところに向かってるし、あのときはただ不運でツキがなかっただけだからね。たとえば、モントリオールではもうすぐで勝利に手が届くレースだった。シーズン後半でもいい結果を残せると確信してるよ。
Q.シルバーストンに期待することは?
ペレス:シルバーストンはここ数戦と比べてもう少しチャレンジングなものになると思うけど、僕らはいい仕事を続けられると確信してる。僕が好きなトラックだし、いつも上手く行ってる場所だからね。僕らはここまで、どのトラックでも堅実にパフォーマンスを発揮してきてるし、今週末、僕らが同じようにパフォーマンスを発揮できない理由なんてないからね。チームの地元のレースでもあるし、それが、僕らが上手くやるために余計にモチベーションを高めてくれるよ。
【翻訳:STINGER】
顔写真提供:Sahara Force India