F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「F1はイギリスのテクノロジー、パッション、強い意志で大きく成長して発展してきたから、サンタンデール･ブリティッシュ･グランプリは、F1でもっとも重要なレースの一つだよ。どのドライバーにとってもホームGPはすごく重要なものだけど、モンツァ、モナコ、シルバーストンは誰にとっても特別だね」。

「高速コーナーのグランプリ･サーキットは僕らのマシンに合っているわけではないけど、僕らは毎回新しいパーツを持ち込んでて、今はトンネル（風洞）とトラックの相関関係がいくつかすごくポジティブなものを示してるから、僕らの進行中の開発にとって励みになるよ」。

「個人的に今回のレースは特別なレースになりそうだよ。このレースは（今年なくなった）父さんにとって重要なレースだったからね。週末はピンクにペイントした特別なヘルメットを使うし、みんなに#pinkforpapaに参加してもらって、何かピンクのものを着て彼をしのんでもらいたい。今年、父さんは来れないけど、彼はいつも僕らの心の中に生きてる。日曜日、彼が僕に幸運をもたらしてくれることを望んでるよ」。（#pinkforpapaは、日曜日にジョンのお気に入りのピンクの服を着て彼をしのぼう、と呼びかける、ツイッターのハッシュタグ。）

「去年はヤングドライバーズ･テストで走ったし、すでに結構知ってるトラックだよ。すばらしいトラックで、高速で広いコーナーがたくさんあるんだ。すごく楽しいし、満足度の高い高速コーナーもあって、コンマ数秒を削るも本当にチャレンジングだね」。

「僕にとって、今回は特に重要な週末の一つだよ。チームのホームレースだからね。チームの母国のファンやマシンを仕上げるためにチームで一生懸命に働いてくれてるみんなの家族たちの前で上手くやらないといけないから、プレッシャーもあるね。（苦手な高速コーナーがあるトラックの特性により）僕らにとってベストなレースじゃないことはわかってるけど、それでも、今週末は彼らのハードワークが実ってくれることを願ってる」。

「シルバーストンでのレースは僕にとって特別なものになりそうだよ。F1の歴史がもっとも濃いサーキットの一つだからね。世界選手権が始まって、僕がレースを観て育った場所だし、今も（サーキットが持つ）歴史との深い結びつきがあるからね。今週末、シルバーストンの50回目レースに参加できるなんて名誉なことだよ。イギリスチームとして、何か特別なお祝いができるような活躍をしたい」。

【翻訳：STINGER】