ロータス・F1・チーム【ベルギーGP プレビュー】
◆ロメイン・グロジャン
「シーズンの次の段階に向けて、リフレッシュしてエネルギーを充電した状態でパドックに戻るよ。ここまで難しい状態だったけど、それでも僕はこれからの残りのシーズンに向けてポジティブに考えてる。今年はシーズンのはじまる前からたくさん問題が出てるけど、それは人生と同じでつきものだし、前を見るべきだね。それがまさに僕がしてることだよ。モナコからいろんな理由があって、ポイントなんて狙える状況じゃない、本当に難しいレースの連続だった。スパではバルセロナのときに見せたようなポテンシャルを発揮できるように、いくつか改善できてることを願うよ。僕らを後方に留めてる問題を解決しないといけないし、解決さえできればもっとポイントを稼いでいけるハズだよ。スパは最高のトラックではないにしても、僕らが走る中では最高クラスのサーキットってことは僕らもよく知ってる。ここには高低差の変化、高速コーナー、中速テクニカル・コーナー、オーバーテイクにうってつけなストレートがいくつかあったりと、ドライバーにとって理想のサーキットだね。魂が込められたサーキットだよ」。
◆パストール・マルドナド
「ここまで、問題が山積みの難しいシーズンだったよ。だけどそれは忘れて、僕らはポイントをゲットしながら最後は力強くシーズンを締めくくれると信じないとね。そうすれば、エキサイティングでまったく新しいパッケージを用意して臨む、2015年のスタートに弾みをつけられるだろうね。毎レースで改善してポイントをかけて戦うってこと以外、ハッキリした目標を立てるのは難しいよ。E22には光るものがあることは間違いないからね。もしもすべてが正しく機能して、チームがプッシュし続けてくれたら、もっとポイントをゲットできるのは確かだよ。チームとして、達成できる明確で最大限な目標を持ちながら団結していくよ。もしも、パワーユニットにどんな問題も起きない、技術的にクリーンな週末を送ることができれば、ポイントをかけて戦えるいいポジションに着けるハズだよ。スパではいつも天候がレースを左右する一因になることは確かだよ。ここ数戦よりもいいポジションに着けたらナイスだね。もしそれができるいいパッケージがあれば、すごくポジティブなものを得てベルギーを離れることができるだろうね」。
【翻訳:STINGER】
顔写真提供:LOTUS F1 TEAM / LAT Photographic