F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

アンドレ･ロッテラー：リタイヤ

「不運なことに、汗をかく機会すらなかったよ。素晴らしいレースができるのを本当に楽しみにしてたし、良いスタートを切ったんだけど、そのあとターン17で少しワイドに膨らみすぎて、突然パワーを失ったんだ。チームとルノーは今夜、この問題を調査しないといけなくなるだろうし、何が起きたのか確認しないといけない。残念だけど、自分自身の週末の出来には満足してるよ。ミスを犯さなかったし、それなりに良い仕事ができた。もちろん、レースを完走できなかったのは素晴らしいことではないけど、驚くべき週末だったよ。望み通りの結末ではないけど、満足して家に帰れるよ」。

「このような驚くべきチャンスを与えてくれたケータハム･F1･チームにお礼が言いたいね。フォーミュラー1を経験できたのは素晴らしかったし、たくさんのサポートを得ることができた。素晴らしいチームだったよ。レースで2ラップしか走り切れなかったのはフラストレーションがたまるけど、これがモーターレーシングだし、こういうことは起こりうることなんだ」。

「素晴らしいスタートを切ったんだけど、最初のコーナーでは少しツキがなかったし、ポジションを上げれなかったよ。けど、オールージュを抜けた後は素晴らしい走りができたし、ターン5で何とか（マックス･）チルトンをオーバーテイクできた。そのあとはチルトンとの戦いが続いたし、長いレースだったよ。レース全体を通して、彼は僕にプレッシャーをかけてきたし、レースのほとんどの部分で何とか彼を抑えていたけど、彼を抑えておくのは簡単じゃなかったよ。残念なことに残りたったの2周のところで、彼は僕をオーバーテイクしていったし、彼を打ち負かすことができれば素晴らしかっただけに、フラストレーションがたまるよ」。

「今週末のパフォーマンスを考えれば、自分たちのレースに満足することができると思う。チーム、そして自分自身の作業に満足してるし、これからはマシンを開発して前進していくために、よりハードに作業をしていく必要があるだけだよ。今週末、ここベルギーで改善したっていう感触を持ってるし、今週末の作業に基づいて、プッシュを続ける必要があるんだ」。