ロズベルグ、「ルイスとチームに謝罪する」
自身の公式フェイスブックで今回の一件に関しての心境を投稿したロズベルグ。
チームとルイス・ハミルトンとの話し合いを終えたロズベルグは、ハミルトンとチーム、楽しみを奪ってしまったファンに対して謝罪メッセージを公開した。
先ほど、メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームは、チームの本拠地、イギリス-ブラックリーでニコ・ロズベルグ、ルイス・ハミルトン、トト・ウォルフ(メルセデスAMG/ビジネス部門エグゼクティブ・ディレクター)、パディ・ロウ(メルセデスAMG/テクニカル部門エグゼクティブ・ディレクター)を交え、4人でベルギーGPでの接触について話し合いをおこない、今後もこれまでと同じく、2人を自由に戦わせていく方針であることを発表し、ロズベルグはそのあとに、自身のフェイスブック公式ぺージに次のようなメッセージを投稿した。
◆ニコ・ロズベルグ
「スパでのベルギーGPから数日、僕はあれから、レース中に何があったのかについて長い時間かけて考えて、チームと一緒にそのことを話してきた」。
「僕はすでにあの事故に対して後悔してることはすでに公表してるけど、トト(・ウォルフ)、パディ(・ロウ)、それからルイスと今日話し合ってみて、先に進みたいし、あれは僕の判断ミスによるものだったことを説明したい」。
「僕らにとって第一のルールは、チームメイト同士で接触しちゃいけないってことだけど、それが起こってしまった」。
「あのときの判断ミスについて、ルイスとチームに謝罪する。それから、僕とルイスのバトルを(楽しむチャンスを)奪ってしまったベルギーのファンのみんなにも申し訳なく思う」。
「ルイスと僕は、これからはどうやってバトルしていくべきか、キッチリとレクチャーを受けた」。
「ドライバーとして僕らは、チーム、ファンとこの競技、僕らのパートナー、メルセデス-ベンツに対してクリーンなレースをしていく責任がある。僕らはその責任をキッチリ果たしていく」。
「これから、トラックの内外でフェアで激しいバトルをアブダビの最後のラップまでしていくことを楽しみにしてるよ」。
現在、ドライバーズ・タイトルを争っているロズベルグとハミルトンは、先週末におこなわれたベルギーGPの決勝2周目に、トップを走っていたハミルトンを負うロズベルグがハミルトンの左リヤ・タイヤにフロントウイングを当ててしまい、1-2フィニッシュが可能だったレースで自身は2位、ハミルトンはリタイアという結果となってしまったため、今後の動向に注目が集まっていた。
Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team