ハミルトン、「最後までクリーンなバトルをしたい」
最高のマシンを与えてくれるチームのメンバーやファンのことを考え、これからも勝利を目指す。
29日(金)、チームとニコ・ロズベルグとの話し合いを終えたルイス・ハミルトンは、これからのチャンピオンシップをどう闘っていくかについて、声明を発表した。
メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームは29日、チームの本拠地、イギリス-ブラックリーでニコ・ロズベルグ、ルイス・ハミルトン、トト・ウォルフ(メルセデスAMG/ビジネス部門エグゼクティブ・ディレクター)、パディ・ロウ(メルセデスAMG/テクニカル部門エグゼクティブ・ディレクター)を交え、4人でベルギーGPでの接触について話し合いをおこない、ミスを認めたロズベルグに懲戒処分を下したうえで、今後もこれまでと同じく、2人を自由に戦わせていく方針であることを発表した。
その後、ロズベルグは自身のフェイスブック公式ぺージにメッセージを投稿すると、続けてハミルトンも自身のフェイスブック公式ぺージで次のようなメッセージを投稿した。
◆ルイス・ハミルトン
「今日、僕らはチームとして集まって、この論争について話し合ったんだ。ニコと僕はお互いがミスをしたことを受け止めた」。
「相手のせいにすること、どっちの方が悪いか言うのは間違ってる」。
「大事なことは、チームとして、この状況からどう持ち直していくかってことなんだ」。
「僕らはいっしょに勝って、負けて、チームとしてより強くなっていく。」
「僕とニコには、こういう難しい状況、方向性の違いがあっても、働いていく強い基盤がまだ存在してる」。
「僕らには最高のチームがついてるし、僕らに最高のマシンを与えるために、ハードワークをこなしてくれてる人たちがいる」。
「それを決して忘れないこと、それから彼らに値する結果を持ち帰ることが重要なんだ」。
「今日、トト(・ウォルフ)、パディ(・ロウ)は僕らに、これからのレースで、フェアでマナーを守ってリスペクトしながら、お互いどう向き合っていくかを明確に話してくれた」。
「ファンはシーズンの最後までクリーンなバトルを見たがってるし、それが僕らが彼らに対してやりたいことなんだ」。
「ここからタフな道のりだけど、僕の今のポジションよりも後方からチャンピオンシップを制した例もある」。
「僕はチーム、家族、それから僕のファンのために勝つために、全力以上の力を尽くしていくことを約束するよ」。
Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team