グロジャン、「カギはマシンを素早く仕上げること」 — 【イタリアGP プレビュー】
◆ロメイン・グロジャン
「特徴のあるモンツァが大好きだよ。モンツァはすばらしいトラックだし、ここにはすばらしい歴史があるね。僕らのヒーローがレースをした場所でレースができるってことが、また特別なものにしてるんだ。トラックは雰囲気があるし、(サーキットがある)ロイヤルパークでレースをするってことが、それをより特別にしてる。もちろん、フェラーリのファンも、その大きな要素のひとつだし、そんな伝説的な会場で闘えるなんて本当にすばらしいよ」。
「モンツァは2003年に初めてカーレースをした場所で、あれは僕がルーキーで全勝してチャンピオンになったフォーミュラ・リスタって呼ばれるカテゴリーだった。モンツァにはほかにもキャリアを通していい結果を残してきたから、いい思い出がたくさんあるよ」。
「モンツァは僕らにとってタフになりそうだよ。データ上は僕らにとっていい結果を出せるタイプのサーキットじゃないけど、僕らはいつもみたいにハードに闘っていくし、週末を最大限に活かそうとしてるから、それが9月の後半にある、もう少しE22にマッチして、僕らが力を発揮したいシンガポールに向けていい勢いをつけてくれるだろうね。モンツァ専用のリヤウイングを持ち込むんだけど、空力面からすると、カギは可能な限り素早くマシンを仕上げることで、そうすれば、僕らの弱みの直線での速さを補って、いくらかパフォーマンスを取り戻せるかもしれない。それから、タイヤのデグラデーション(性能劣化)も管理しないとね」。
「それから、レスモスやアスカリシケインといった、ダウンフォース・レベルが低いから僕らにとってはトリッキーな場所があるし、それよりも難しいのはコーナーでグリップを得ることだね。妥協するのは難しいところだけど、きっとチームが可能な限り最適な解決方法を見つけてくれるハズだよ」。
【翻訳:STINGER】
顔写真提供:LOTUS F1 TEAM / LAT Photographic